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《医師直筆》慢性胃炎の原因はピロリ菌?食事ストレスの関係

こんにちは。からだプラン代表医師の橋本将吉と申します。

 

普段は内科医として働いています。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話をすることが出来たら、きっと良くなるだろうなと思う患者さんも沢山います。

 

そこでからだプランの出番です!

 

からだプランでは、「もっと医学を楽しもう!」をモットーに、医学を沢山の方に知ってもらえるよう健康ブログを書いています。

 

今回は、「慢性胃炎」について解説します。

 

☆慢性胃炎とは?

皆さんは慢性胃炎をご存知ですか?

 

胃の病気で言うと、急性胃炎、胃腸炎、などを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

 

それでは、慢性胃炎についてお伝えします。

 

慢性胃炎とは、何らかの原因で胃の粘膜が慢性的に炎症を起こしている状態のことを言います。

 

急性ではなく、慢性なので、なかなか治りづらいことも特徴です。

 

この、慢性胃炎は大きく分けて3つに分類されます。

 

表層性胃炎

まずは、表層性胃炎というものです。

 

表層性胃炎とは、胃の表層部分(粘膜部分)に炎症が現れている状態です。

 

萎縮性胃炎

次に、萎縮性胃炎

 

萎縮性胃炎とは、胃の粘膜や組織が萎縮して胃液の分泌が少なくなる状態のことを指します。

 

肥厚性胃炎

最後に、肥厚性胃炎

 

肥厚性胃炎とは、胃の粘膜が以上に分厚くなった状態のことを言います。

 

慢性胃炎の症状として、胃もたれ・胃痛・胸焼けなどが挙げられます。

 

これらの症状が長引く事で胃がんに発展することもあるので、注意が必要です。

 

そんな慢性胃炎ですが、原因は何でしょうか?

 

☆慢性胃炎の原因

慢性胃炎の原因として主に挙げられているのが、ピロリ菌ストレスです。

 

その1 ピロリ菌について

皆さん、ピロリ菌をご存知でしょうか?

 

ピロリ菌の正式名称はヘリコバクター・ピロリといいます。

 

ここ10年~20年でだいぶ有名になったので、ご存知の方もいるかもしれません。

 

ピロリ菌とは、胃の粘膜に生息しているらせん形をした細菌です。

 

胃には強い酸、通称胃酸があるため、昔から細菌は存在しないと考えられてきました。

 

しかし、様々な研究からピロリ菌が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に深く関わっていることが明らかにされてきました。

 

このピロリ菌は、子どもの頃に感染し、一度感染すると、多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲み続けます

 

ピロリ菌に感染すると、炎症が続きますが、症状のない人がほとんどです。

 

しかし、この状態が長く続くと慢性胃炎になってしまうのです。

 

慢性胃炎の約9割はピロリ菌が原因だといわれています。

 

とても怖いですね。

 

ですが、ピロリ菌による慢性胃炎は除菌が成功すると、症状が改善されることが多いです。

 

その2 ストレスについて

普段は消化に必要な「胃酸」と、胃の粘膜を守る「胃粘液」はバランスよく保たれています。

 

そのため、胃酸によって胃の粘膜が荒れるということはありません。

 

しかし、様々な原因が原因で胃酸が過剰分泌をしてしまったり、胃粘液の分泌量が減ると、胃粘液が胃粘膜を守り切れず、胃炎を起こしてしまうのです。

 

その原因として挙げられているのがストレスです。

 

胃は第二の悩める臓器言われるほど、胃はストレスに弱い臓器なのです。

 

ストレスが原因で胃炎になる病気としては急性胃炎が挙げられています。

 

しかし、過度なストレスがずっとかかり過ぎると、急性胃炎を繰り返し、慢性胃炎になってしまうことがあるのです。

 

そんな慢性胃炎の対策はどのようなことが挙げられるのでしょうか?

 

☆対策1 食事

胃酸は食べ物を分解するための液体です。

 

私たちが普段行っている食事ですが、分解しにくい食べ物が胃の中に入ってくると、その分胃酸が沢山必要になってしまいます。

 

だからこそ、健康的な食事を心がけましょう。

 

脂っこい食べ物は一般的に胃に負担をかけてしまうといわれています。

 

例えば、朝ご飯はかつ丼。昼ご飯にハンバーガーを食べて、夜ご飯に焼肉に行った場合どうでしょうか?

 

聞くだけで胃がソワソワしてきそうですが、、、。(笑)

 

この食事は胃にかなりの負担をかけています。

 

1日3食バランスの良い食事を心がけましょう。

 

私のおすすめは和食定食です!

 

野菜をとることが出来て、糖質、たんぱく質、ミネラルなど様々な栄養素をとることが出来ます!

 

また、噛む回数を増やすこと、食事をする際は野菜をたっぷり食べる事も胃に良いといわれています。

 

逆に、アルコールやコーヒー、香辛料などの刺激物は炎症を引き起こす原因とされているので注意が必要です。

 

☆対策2 運動

次に運動についてお伝えします。

 

運動は筋肉をつけること以外にも様々な効果があります。

 

運動は心にも体にも良いとされています。

 

ストレスが原因の場合は、良い気分転換になるでしょう。

 

身体を動かすことで、気分も晴れ、ストレスを解消するというメリットがあります。

 

是非試してみてくださいね。

 

☆対策3 睡眠

最後に睡眠です。

 

睡眠は免疫力をあげる為にも効果があると言われています。

 

睡眠を十分にとることによって、病気になりにくい体を作ることが出来るのです!

 

イライラしてしまう、ストレスがたまってしまう、様々な要因も睡眠が関係していると言われています。

 

人は自分に余裕がなくなってしまうとトラブルが増えたり、ストレスを抱え込んだり、胃に負担をかけてしまいます。

 

1日7~8時間の睡眠を心がけましょう。

 

質の良い睡眠を心掛けたい方は、アロマミストを使用したり、高反発まくらを使用することもおすすめですよ(*^^*)

 

是非参考にしてみてください!

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、慢性胃炎についてお伝えしました。

 

胃と関係が強いストレスですが、ちょっとしたことでストレスを軽減することが出来ます!

 

健康的な身体を作るためにお役に立てたら幸いです。

 

最後までお読みいただき有難うございました(*^^*)

 

からだプラン 代表医師 橋本将吉

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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