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《医師直筆》大腸がんの種類と原因、そして予防についての話

こんにちは!

 

からだプラン代表医師の橋本です。

 

内科医として働いています。

 

今回は大腸がんにスポットを当ててみたいと思います。




☆大腸がん

大腸がんとは日本で死因、罹患率共に2位のがんです。

 

このコラムでは大腸がんについてお話ししましょう。

 

大腸

まずは、大腸の機能についてお話ししましょう。

 

大腸とは主に小腸などによって消化吸収された残りから、水分を吸収し、大便として体外に排出する機能があります。

 

盲腸・結腸・直腸によって構成されています。

 

がん

がんは日本における死因の1位を占めています。

 

しかし、がんとは何なのかはあまり知られていないように思えます。

 

簡単に説明しますとがんとは遺伝子の異常によって、コントロールが効かなくなった細胞のことです。

 

がんは無限に増殖する性質を持ち、体内で無限に増殖し体に悪影響を及ぼします。




☆大腸がんの種類

大腸がんはその形状によって大きく6つのタイプに分類されます。

 

0型 表在型

このタイプはがん細胞が粘膜、もしくは粘膜下層に溜まっている状態です。

 

隆起が見られますが目立たない程度です。

 

このタイプは早期がんに分類されます。

 

1型 腫瘤型

このタイプのがんは表面的には目立ちません。

 

がん部分と正常組織の境目ははっきりしています。

 

進行がんに分類され盛り上がって大きくなっていく特徴があります。

 

2型 潰瘍限局型

このタイプは大腸がんで最も多いと言われています。

 

がんの塊を中央から押しつぶしたように凹んでいる形が特徴です。

 

がん部分と正常組織の境目ははっきりしています。

 

進行がんに分類され、すぐに治療が必要です。

 

3型 腫瘍浸潤型

このタイプは2型よりも形状が崩れ、がん部分と正常組織の境目がはっきりしません。

 

この状態では便秘、腹痛が見られます。

 

4型 びまん浸潤型

このタイプは3型よりもがんが周囲に広がり、がん部分と正常組織の境目がわかりません。

 

大腸がんでは非常に稀なタイプです。

 

発症年齢が早く血便などが見られます。

 

5型 分類不能

このタイプは上記のタイプには当てはまらないタイプです。

 

このタイプは診断時にかなり進行している事が多く、治療法がない場合もあります。




☆原因

食生活

大腸がんは食生活と密接に関係しています。

 

栄養素の偏りや食物繊維の不足などが影響を及ぼしていると言われています。

 

また、肥満も大腸がんの原因になると言われており、肥満になる食生活なども注意しなければなりません。

 

遺伝

先ほどご説明したように、がんは遺伝子の異常によって発生します。

 

現在ではどの遺伝子が異常を起こしやすいかなど様々な事がわかってきています。

 

遺伝子検査によって、自分がどのタイプのがんにかかりやすいか知る事もできるようになっています。

 

また、親戚ががんにかかっている場合はそのがんにかかりやすい可能性がありますので、注意深く定期検診を行う事をオススメします。




☆症状

初期症状

他のがん同様に初期症状はほとんど見られません。

 

進行する事で、腹痛や嘔吐、腸閉塞などの症状が見られます。

 

血便

結腸、S状結腸、直腸など腸の左側にがんできた場合に、血便や肛門からの出血、下痢などの症状を引き起こします。

 

貧血

盲腸、横行結腸など腸の右側にがんができた場合に、貧血や食欲低下、体重減少が見られます。




☆予防

食生活の改善

大腸がんの予防には食生活の改善が挙げられます。

 

穀物、豆類、チーズ、牛乳、魚は良質のタンパク質を得る事ができ、野菜、海藻、果実などは水溶性の食物繊維を得る事ができるので摂取することをオススメします




☆治療

大腸がんを含むがんの治療はその患者の状態によって変化します。

 

また、昨今様々な治療法も確立されて、患者が自分にとっていい治療を選ぶ事が重要になってきています。

 

ここではいくつかの治療法をご紹介します。

 

化学療法

抗がん剤や分子標的治療薬を用いた治療法です。

 

がん細胞を投薬で破壊する事で治療効果が期待できます。

 

個人差があり、場合によっては副作用が大きくなる事があります。

 

外科療法

手術によってがん細胞を取り除きます。

 

患者の健康状態や取り除けるがんの数など制限があり、化学療法と併用される事がよくあります。

 

放射線療法

放射線を用いる事でがん細胞を破壊する治療法です。

 

特徴としてはこの治療法は患者にあまり負担をかけない事が挙げられます。

 

問題として正常細胞に対してもある程度影響を上げる事が知られています。

 

最後まで読んで頂き、有難うございました。