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《医師直筆》脱水は頭痛に繋がる?脱水症状について徹底解説

喉が渇いているときに頭痛などの症状が現れると、脱水症ではないかと不安になる方は多いのではないでしょうか。

 

脱水症は、放置すると命に危険が及ぶこともあるため、未然に防ぐことが大切です。

 

脱水症の適切な対処法と予防方法を確認しておきましょう。ここでは、脱水症の症状や対処法、予防法について詳しく解説します。

 

脱水症について

身体には、水と電解質で構成される体液があります。

 

発汗や下痢、嘔吐、尿量が多い、出血などの原因で体液が失われると、水分や電解質を補給しなければなりません。

 

脱水症は、失われた体液を補給できない場合に発症します。脱水症の状態では、身体に次のような変化が起きています。

 

・血液の量の減少

・血圧の低下

・栄養素が全身に行き渡らない

・老廃物を排泄する能力が落ちる

 

このような変化によって、様々な症状が現れるのです。

 

脱水症の症状

脱水症の症状は、どれぐらい脱水しているかで異なります。

 

代表的な症状は、軽度でめまいやふらつき、中等度で頭痛や悪心、高度の場合はけいれんや意識障害などです。

 

また、中等度以上では、体温調節に関わる汗や尿の量が減ることで体温が上昇します。

 

重度の脱水症では、全身の臓器に十分な血液が行き渡らなくなり、臓器の機能低下や臓器不全になる恐れもあります。

 

軽度の脱水であれば、水と電解質を補給することで改善する可能性があります。

 

しかし、重度の脱水症の場合は、医師による処置が必要です。

 

すでに頭痛が起きている場合は中等度以上だと考えられるため、ここで紹介する対処法を実践しつつ、医師の診察を受けることが大切です。

 

軽度の脱水症では、コップ1杯の水に約1gの食塩を入れ、1時間あたり1~2杯のペースで飲みましょう。

 

1時間あたり、尿量が30ml以上になるまで続けます。それ以降は、コップ1杯に約0.5gの食塩を1時間に1杯のペースで飲みましょう。

 

なお、スポーツドリンクでも代用できますが、電解質の濃度が低いため、飲みすぎると低ナトリウム血症という状態になる恐れがあります。

 

症状が悪化する、頭痛や悪心などの症状が改善しない場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

 

普段からの水分補給が大切

めまいやふらつき、頭痛などの症状が起きてから対処するのではなく、普段から水分補給を心がけましょう。

 

脱水症の予防には、1日あたり最低1.2Lは水を飲む必要があります。

 

また、喉が渇いてから飲むのではなく、喉が渇く前に水分補給しましょう。

 

1日コップ(200ml)を6胚、1.5Lのペットボトルを約1杯、500mlのペットボトルを2~3杯をノルマとして、毎日飲むことが大切です。

 

また、運動などで大量に汗をかいた際には、経口補水液やスポーツドリンクで水分と電解質の両方を補給しましょう。

 

ただし、一気飲みは避け、少量ずつ飲んでください。

 

その他、入浴中や就寝中にも汗をかくため、入浴後と起床後にも水分補給が必要です。

 

目安として、コップ1杯の水を飲みましょう。

 

水を箱で買っておこう

水ではなく、お茶やコーヒーでも水分を摂取できますが、飲みやすさや、誰でも安心して飲めることを踏まえると、水を十分にストックしておいた方がいいでしょう。

 

1.5Lのペットボトルであれば、1箱12本入りで約15,00~2,500円で購入できます。

 

1ヵ月で約3,500~6,000円となります。

 

しかし、家族がいて、人数分の水を購入する場合は、水だけで月10,000~20,000円もかかってしまうでしょう。

 

そこでおすすめなのが、ウォーターサーバーを設置することです。比較的、低料金で安全な水をいつでも飲めるようになります。

 

ウォーターサーバーによって使用されている水が異なり、天然水や純度が高いRO水などがあります。

 

熱湯も出るようになっているウォーターサーバーであれば、赤ちゃんのミルクやインスタントコーヒー、インスタントのみそ汁などを作るのに便利です。

 

チャイルドロックもついているものがほとんどであるため、小さな子供がいる家庭でも安心して設置できます。

 

インテリアになじむスタイリッシュなデザインのウォーターサーバーもあるので、脱水症対策として、検討してみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

頭痛が起きても、必ず脱水症とは限りません。

 

頭痛をともなう病気は様々ですので、自己判断は禁物です。

 

特に、喉の渇きやふらつき、めまいなどがない場合は、他の原因が考えられます。

 

脱水症は、進行すると臓器に血液が行き渡らなくなることで、命に危険が及ぶこともあるため、症状の程度に応じて水や電解質の補給、医療機関を受診するなどの対処が必要です。

 

普段から水分をこまめに摂って、脱水症を未然に防ぎましょう

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


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