病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

水っぽい下痢が続く…考えられる原因と対処法は?

寒い季節、空気が乾燥して何かとトラブルの原因になりますから困りものです。

 

この季節、空気が乾燥している代わりに水っぽくなりやすいのが「下痢」なんですよね。

 

そこで、水っぽい下痢が続く原因として何が考えられるか、また、適切な対処法はどうすべきなのかについて解説します。

 

■下痢が続くのは病気が原因かも?

下痢の原因として代表的なものは「暴飲暴食」によるものです。

 

しかし、これは続けない限り下痢の症状は自然に解消される、一過性のものです。

 

ところが、下痢の中には水っぽい下痢が長続きするケースがあり、その場合は何らかの病気を疑う必要があります。

 

例えば、ノロウイルスやロタウイルスの感染です。

 

ノロウイルスや秋から冬にかけて、ロタウイルスは冬から春にかけて流行しやすいです。

 

今の時期(1月)だと、どちらも可能性としては十分に考えられますね。

 

■基本は水分補給と胃にやさしい食事

水っぽい下痢が続くと、体から過剰に水分が流出することにより「脱水」の症状に陥る可能性があります。

 

そのため、水っぽい下痢に対する対処法の基本は「適度な水分補給」です。

 

なお、水っぽい下痢によって流出するのは水分だけでなく「電解質」も含まれています。

 

そのため、普通の水を飲むだけでは電解質を補給できず、症状の回復が難しくなります。

 

この時、利用すべきなのが「スポーツドリンク」または「経口補水液」で、特に経口補水液はオススメです。

 

また、吐き気などの症状が見られなければ、食事をとることで体力の回復を心がけてください。

 

この時、何を食べても良いというわけではなく、胃にやさしく、できれば水分や電解質を適度に補給できる食べ物がオススメです。

 

例えば風邪の時の食事の代名詞「おかゆ+梅干し」なんて理想的な食事であるといえます。

 

■症状が続く場合には医療機関を受診

原因が何であれ、解消されれば下痢の症状も解消されるはずです。

 

水っぽい下痢が続くということは、その原因が解消されていないということです。

 

自然に治らない、または治りにくい状態になっているのであれば、療養するだけでは下痢の症状に苦しめられ続けることになるでしょう。

 

そのため、早めに医療機関を受診して、適切な治療を受けることをオススメします。

 

下痢の症状が出る病気の中には、命にかかわる病気が隠れている可能性があります。

 

例えば細菌感染が重症化した場合の敗血症や心筋梗塞などがそうです。

 

早めに対処する必要がある病気が多いので、たかが下痢と侮らず、症状が続くようであれば早めに医療機関を受診する判断を下しましょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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