病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

下痢や吐き気の症状があれば感染性胃腸炎が怪しい!?その症状と対処法は?

病気には、その病気ごとにさまざまな症状を呈します。

 

逆に、発生している症状によってどのような病気を患っているかを把握することにもつながります。

 

そこで「下痢」と「吐き気」の症状が発生している場合に疑わしい病気「感染性胃腸炎」について解説します。

 

■感染性胃腸炎とは?

感染性胃腸炎とは、急性胃腸炎のうち、ウイルスや細菌の感染を原因として発症する胃腸炎のことをいいます。

 

感染後、数日間の潜伏期間を経て急激に症状が現れることが多く、激しい下痢や嘔吐、高熱などの症状を呈します。

 

■感染性胃腸炎の症状

感染性胃腸炎の主な症状は「下痢」「嘔吐・吐き気」「発熱」です。

 

これらの症状には個人差がありますが、原因となっている感染しているウイルスや細菌の種類によって症状の出方にも傾向があります。

 

ウイルス性胃腸炎は「お腹の風邪」と表現されるため、よく「風邪との違いは?」と聞かれることがあります。

 

一般的な風邪は気道感染症、つまり鼻や肺といった気道の症状を呈する病気です。例えば「咳」「鼻水」「のどの痛み」がこれにあたります。

 

感染性胃腸炎は気道感染症ではないため、これらの症状は基本的に生じません。

 

もちろん一概には言えませんが、気道症状が見られれば感染性胃腸炎ではないと推測することができます。

 

■感染性胃腸炎の対処法は?

感染性胃腸炎の発症を疑ったら、早めに医療機関を受診してください。

 

感染性胃腸炎の治療は、細菌性であれば抗生物質を使用することもありますが、ウイルス性の場合は特定の治療薬は存在しません。

 

発生している症状に応じた対症療法を中心とした治療方針となります。

 

感染性胃腸炎は他人への感染が強く疑われます。

 

そのため、学校や仕事は休んで療養に努めることが必要です。

 

なお、感染性胃腸炎はインフルエンザのように出席停止扱いにならず、仕事に関しては社内規則に従って対処することになります。

 

同居している家族への感染も強く疑われます。

 

感染拡大を防ぐためには、嘔吐物や下痢の処理が重要なポイントになります。

 

嘔吐物の処理に際してはマスクと手袋を着用して、周囲の消毒を忘れないようにしましょう。

 

消毒に際してはアルコールではなく、塩素系消毒剤を使用してください。

 

下痢と嘔吐の症状を呈する上に発熱による発汗もあるため、感染性胃腸炎では「脱水」のリスクが高いです。

 

治療中は十分な水分補給を忘れないようにしてください。食事も必要ですが、吐き気の症状がある間は無理に食事をしないほうが良いでしょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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