病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

下痢が続くのは病気が原因かも!?長く続く下痢の原因と対処法を解説

1月も下旬になり、もうすぐ新生活シーズンとなりますね。

 

この時期、引っ越しに際して「引っ越し蕎麦」を用意する人もいると思いますが、これは「細く長いお付き合いを」という意味が込められています。

 

そんなお付き合いをしたくないのが、下痢などのさまざまな症状や病気であり、下痢が続くのは看過できません。そこで、長続きする下痢の原因と対処法について解説します。

 

■寒い時期は食材の加熱に十分注意を!

この時期、鍋物が美味しい季節ですよね。

 

カキなどの貝類を入れたお鍋も美味しいのですが、鍋物で注意すべきなのは「不十分な加熱」です。

 

グツグツ煮立ったお鍋に投入すれば問題ないと思われるかもしれませんが、お鍋の温度と食材の種類によっては思ったほど火が通らず、加熱不十分のまま食べてしまうケースも考えられます。

 

この時期に怖いのは「二枚貝」です。

 

二枚貝は海水を体に取り込んで食事をするのですが、取り込む海水がノロウイルスやロタウイルスなどに汚染されていると、それらのウイルスを体の中に蓄積します。

 

十分に加熱することで事なきを得られるのですが、加熱が不十分だと食中毒を起こしてしまうのです。

 

ノロウイルスやロタウイルスによる感染では、激しい下痢の症状を呈することがあります。

 

短ければ数日で、長ければ1週間以上も下痢などの症状に苦しめられることになるのです。

 

■長く続く下痢は慢性下痢を疑う

ウイルス感染による下痢の症状は、下痢などで体内からウイルスが排出されることで回復に向かいます。

 

ところが下痢の症状を呈する人の中には、その症状が3週間以上、1日に何回も下痢の症状に苦しめられるケースがあります。

 

この症状のことを「慢性下痢」といいます。

 

慢性下痢の主な原因は、何らかの病気です。

 

慢性下痢の主な原因疾患としては以下の病気が挙げられます。

 

・過敏性腸症候群

・クローン病、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患

・甲状腺機能亢進症

・糖尿病

・感染症

・アレルギー

・薬剤の副作用

 

■慢性下痢は早めに医療機関を受診する

下痢の症状に対しては、下痢止めや水分補給などの対症療法で自然回復を待つというスタンスも有りですが、慢性下痢の場合は原因疾患を解消しない限り下痢の症状が回復することは稀です。

 

その原因は多岐にわたるため、早めに医療機関を受診して原因疾患を特定し、必要な治療を受けることをオススメします。

 

また、下痢止めの使用は、下痢の原因疾患の種類によっては症状を悪化させる可能性がありますので注意してください。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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