病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

下痢が一週間も治らない!これって何かの病気なの?

下痢と聞くと、数回の一過性のイメージが強いです。

 

しかし、人によっては下痢の症状が一週間以上続き、治らないというケースもありえます。

 

そこで、一週間治らない下痢の原因などについて解説します。

 

■下痢には「急性下痢」と「慢性下痢」がある

下痢には、症状が続く期間によって「急性下痢」と「慢性下痢」があります。

 

急性下痢は基本的に一週間以内に症状が落ち着くタイプの下痢であり、慢性下痢は3~4週間以上も下痢の症状が続くタイプの下痢のことです。

 

「一週間治らない」となると、ちょっと判断が難しいかもしれません。

 

急性下痢の症状をもたらす原因の中には慢性下痢の期間ほどではない期間の下痢の症状をもたらす病気が含まれているので、一週間治らないというだけで急性下痢と慢性下痢の判別はつきにくいといえるでしょう。

 

ただし、一週間も下痢の症状が続き、その原因に心当たりがないというのであれば、病気を原因としている可能性が高くなります。

 

■急性下痢の原因

急性下痢の原因は、主に「生活習慣」によるものです。

 

暴飲暴食や刺激物・アルコールの過剰摂取など、特に食生活に起因して急性下痢を発症するケースが多くなります。

 

他にはウイルスや細菌感染によるものや心因性、薬剤性の下痢が考えられます。

 

一週間以内に下痢の症状が落ち着くことが多いのですが、だからといって危険な原因でないとは言い切れません。

 

例えば細菌感染の場合、感染源を下痢などで排出し切ることで症状が改善するのですが、免疫力や体力などの関係でこれが重症化すると「敗血症」などの病気に発展する可能性があります。

 

激しい腹痛や胸痛、ショック症状などが見られる場合には、早めに医療機関を受診する必要があります。

 

■慢性下痢の原因

慢性下痢は、よほど日常的に暴飲暴食を繰り返していない限り、基本的にその原因は何らかの病気であるといえます。

 

特に、昨今はストレスなどを原因とする「過敏性腸症候群」という病気による慢性下痢の症状がよく見られる傾向にあります。

 

慢性下痢は、長ければ1ヶ月以上も下痢の症状が続きます。

 

確実に生活の質を低下させ、水分補給が不十分だと脱水の症状をもたらす可能性もあります。

 

また、慢性下痢の中には「大腸がん」のような危険な病気が隠れている可能性があります。下痢が続いているということは、その原因が解消されずに残っているということなので、下痢を解消するためには原因疾患を特定し、適切な治療を受ける必要があるのです。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。