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ストレスで下痢になる!?ストレスによる下痢の原因と対策について

ストレスは万病のもとであるといわれていますが、「下痢」もまたストレスによる症状であるといわれています。

 

いざという時に下痢の症状に悩まされないためにも、ストレスによる下痢の原因と対策について解説します。

 

■ストレスが下痢をもたらすメカニズム

ストレスによって下痢の症状を呈する原因は「自律神経」にあります。

 

自律神経は、大腸や小腸といった消化器の動きに深く関わっています。

 

ストレスによって自律神経が乱されると、自律神経の動きに連動して腸の動きが活発になります。

 

腸では、その内部を通る便の水分を吸収してから排泄します。

 

腸の動きが活発になるということは、内部を通る便の動きもスムーズになりすぎてしまい、十分に水分を吸収できないまま下痢として排泄してしまうのです。

 

■ストレスによる下痢の対策

ストレスによる下痢は、本人によるコントロールが極めて難しく、場合によってはどうしても下痢になりたくないタイミングに限って下痢を起こしてしまうこともあります。

 

そうならないようにするためには、いくつか対策を講じておく必要があります。

 

1つ目は「食生活を見直す」ことです。食事は胃腸への影響が大きい事柄となります。

 

例えば「香辛料たっぷり」とか「脂っぽい食べ物」「冷たい飲み物」は胃腸を刺激してしまい、下痢の症状をもたらすリスクが高まります。

 

胃腸への負担を軽減するためにはこれらの食べ物を避けて、お腹に優しい食生活を心がけることが重要です。

 

2つ目は「リラックスする」ことです。

 

ストレスが下痢の原因になっているのであれば、その原因たるストレスを緩和するためにリラックスすれば良いのです。

 

ストレスを緩和する方法は人それぞれ相性が異なりますが、仕事中でも可能な「腹式呼吸」だけでもある程度のリラックス効果は見込めます。

 

自分に合った方法を探して、適度にリラックスしてストレスを解消してください。

 

3つ目は「排泄できる時にきちんと排泄する」ことです。

 

特に「朝」と「日中の休憩時間」では、きちんと排泄しておきましょう。「きちんと排泄した」という状況が、本人にとって下痢を怖がらなくて済むことになり、下痢への恐怖によるストレスを原因とした下痢という悪循環を断つことができます。

 

最後に「飲酒」および「禁煙」です。アルコールの過剰摂取は胃腸への負担が、タバコは交感神経を刺激することによって下痢の原因になります。どちらも完全に断つことは難しいとしても、少しずつ量を減らすことをこころがけてください。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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