健康ブログ

《医師直筆》かゆいのは化粧が原因?肌荒れや湿疹の治し方!

からだプラン編集部


こんにちは。

 

総合診療医の橋本です。

 

からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。

 

そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「医学をもっと楽しもう!」をモットーに、医学をたくさんの方に楽しんでもらえるよう、健康コラムを書いています。

 

そしてお察しの通り、収益は全く無い状態で書いておりますので、楽しく読んでもらえると嬉しいです。

 

今回は「化粧品は人を選ぶ!?薬剤性皮膚炎の肌荒れは良くある話!」というタイトルでコラムを書いてみたいと思います。

 

皮膚科の正しい知識をもって、うまく化粧品を使っていきましょう♪

 

分かりやすく書いていますので、是非楽しく読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

まずはいつも通り、外来でよくある会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。

 

 

患者さん
「先生、これ見てこれ。」

 

橋本
「顔?ああ、すっぴんだね。」

 

患者さん
「この~~。なんでかって言うと、新しい化粧品使ったら赤くなっちゃったから、とりあえず使わないようにしたの!」

 

橋本
「薬剤性皮膚炎の治療としては素晴らしいね。良く分かってるやん。」

 

患者さん
「皮膚科で先生に散々怒られたからね~~。赤くなってんのに化粧で上塗りするな!って。」

 

橋本
「その通りだ。酷いとそのまま炎症を繰り返して、元に戻らなくなっちゃうよ。」

 

患者さん
「了解です。あ~~すっぴんで生活とか、本当に嫌になっちゃうな~(/ω\)」

 

橋本
「すっぴんのあなたも綺麗ですよ。」

 

患者さん
「きゃっ、先生ったら(*´▽`*)」

 

橋本
「あ、顔が全部赤くなっちゃった 笑」

 

 

ということで、今回は「薬剤性皮膚炎」について、コラムを書いていきたいと思います。




☆「薬剤性皮膚炎」とは?

薬剤性皮膚炎という言葉を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。

 

薬剤性皮膚炎とは、薬の成分にお肌が反応することで炎症を引き起こしている状態です。

 

具体的な症状としては赤くなったり、かゆみが出てきたりします。

 

一般的に「肌荒れ」と呼ばれることも多いです。

 

化粧による薬剤性皮膚炎は、化粧品が肌に合わない時の肌荒れの事、と言えば分かりやすいかと思います。

 

薬剤性とは言いますが

よくある誤解として、薬剤性という言葉から、病院でもらえるようなお薬をイメージする方が多いです。

 

薬なんて使っていないのになんで皮膚炎を引き起こすんだという患者さんもいます。

 

ですが、病院のお薬だけでなく、お肌のケアに使う化粧品の成分によっても肌の炎症は引き起こされます。

 

アレルギー反応

この薬剤性皮膚炎の原因としては、アレルギー反応が知られています。

 

このアレルギー反応は、個人の体質に依存している事が多いです。

 

故に、同じ化粧品を使ったとして薬剤性皮膚炎を引き起こす方と引き起こさない方がいます。

 

じつは、これは、最近流行りのオーガニック化粧品も例外ではありません。

 

ですので、自分が良いと思った化粧品でも、安易に人に勧めることは注意が必要です。




☆薬剤性皮膚炎の対策は?

使用をやめる

化粧品を変えたことで肌荒れが生じた場合、その化粧品が肌荒れの原因と考えられます。

 

ですから、すぐにその化粧品を使うのを中止しましょう。

 

肌荒れをする化粧品を使い続けると、炎症が繰り返し生じ、皮膚がどんどん硬くなります。

 

ひどい場合は硬くなったまま元に戻らなくなります。

 

もし変えた化粧品が原因であれば、使用をやめてしばらくすれば治るはずです。

 

試してから使う

化粧品は買うまでに試しに使うことで問題ないか試すことをオススメします。

 

また新しい化粧品を試すときには、いきなり顔につける事はせず、まずは腕などに少量塗ってみるようにしましょう。

 

少量でも赤くなるようでしたら、あなたの皮膚とその化粧品は相性が悪い可能性があります。

 

皮膚科にいく

化粧品による肌荒れだと思っていたが実は違っていたりすることはよくあります。

 

痛みやかゆみ、炎症がひどい場合には無理をせず皮膚科の先生に相談しましょう。

 

薬剤性皮膚炎であっても抗炎症薬を使う必要がある状態になっている場合もあります。




☆生活習慣も大事!

化粧品を使うにしても使わないにしても、お肌をきれいに保つには内側からもアプローチしていくことが非常に重要です。

 

綺麗な肌を保てるような生活習慣が望ましいです。そのためには次のような事を意識してみるといいかもしれません。

 

食事

皮膚はどんどん入れ替わる組織です。

 

そのためには、様々な栄養必要となりバランスの良い食事が大切となります。

 

また、皮膚は身体の外側にある組織なのでよく傷つきます。

 

何度も再生しなければならないという意味でも、栄養が重要です。

 

偏った食事の人は、どうしても美肌から遠ざかってしまいます(;O;)

 

運動

次のイラストのように、皮膚は脂腺という毛穴の部分から皮脂(アブラ)を分泌します。

 

皮脂が毛穴に詰まると炎症を起すだけでなく、化粧のノリも悪くなってしまいます。

 

 

身体からアブラを減らすためには、しっかりと運動をしてアブラをエネルギーとして使ってしまう事が有効です。

 

休息

夜にしっかりと寝る事は、結果的に皮膚を大切にすることにつながると言われています。

 

そには皮膚の回復(代謝)が関係しています。

 

難しい話を抜きにしても、夜更かしは肌に悪いイメージは誰もがお持ちですよね。

 

ストレス

想像しやすいと思いますが、ストレスは、免疫力と密接な関係があります。

 

またストレスが溜まってしますと、ネガティブな思考となり、生活習慣が乱れてしまいます。

 

気軽に色々なストレス解消法を試して見ましょう。

 

自分にあったストレス解消法を見つける事が薬剤性皮膚炎だけでなく、これからのより良い人生の観点からもオススメします。




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