健康ブログ

《医師直筆》自律神経失調症をメンタル面から治す方法!

からだプラン編集部

こんにちは。からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は総合診療医として働いています。

 

以前、自律神経失調症についてのコラムを書いたのですが、まだまだ外来での質問が多いので、このコラムに追加してまとめる事にしました。

 

まずはいつも通り、外来での会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。

 




 

患者さん
「こんにちは♪いやー、先生の顔を見ると途端に元気になるねっ。」

 

橋本
「って事は、病が気から来ているという証拠だ(・ω・)ノ」

 

患者さん
「そんな厳しいこと言わないで~。先生のおかげでだいぶ元気になったんだから。」

 

橋本
「まあ、初めて会った時よりはだいぶ良くなったよね。」

 

患者さん
「そうそう。周りにも明るくなったって言われた。まだまだ心配性なんだけどね。」

 

橋本
「きちんと自分が心配性だってことを、受け入れられるようになったのが大きいね。」

 

患者さん
「今なら先生が、自律神経失調症は、性格とか価値観が大きいって言ってた意味が分かるよ。」

 

橋本
「でしょ~。これであんたも、私から自立してちょーだい。」

 

患者さん
「あ、そんなこと言うから、またドキドキしてきた~」

 

橋本
「もはやそれは恋の病だろっ( ゚Д゚)」

 

 

ということで、今日は自律神経失調症をメンタル面から改善する方法について書いてみたいと思います。



☆自律神経って何?

人間は神経によって、身体の動きを調整されています。

 

例えば、手足は意識的に動かして、物を手に取ったり、歩いたりすることが出来ますね。

 

これは神経のおかげです。

 

他にも、内臓を動かしたりする神経があります。

 

例えば心臓を動かしたり、腸を動かしたりする神経です。

 

これは意識的に動かすことが出来ないため、自立して動いている神経という意味で「自律神経」と呼ばれています。

 

自律神経には二種類あり、「動かすぞ~~」と頑張る神経と、「動くな~~」と頑張る神経があります。

 

これを、交感神経と副交感神経と呼びます。

 

例えば、人は心臓を動かす時に、早く動かしたい時は交感神経が、ゆっくり動かしたい時には副交感神経が頑張る事で、丁度いいペースを保っています。

 

また、呼吸に関しても、早くハアハアして酸素を沢山取り込んだり、ゆっくりハアハアして落ち着いたりします。

 

同様に、熱なんてのも、自律神経によって高くなったり低くなったりするのです。

 

胃から胃酸が出る時も、同じような感じです。

 

このように、自律神経である交感神経と副交感神経は、うまくバランスをとって、人間の身体を調節しているのです。

 

これは無意識なので、メンタルの影響をすごく受けやすいものです。



☆自律神経のバランスが悪いときの症状

さて、そんな自律神経のバランスが崩れた場合はどうなるでしょうか。

 

つまり、交感神経が働き過ぎてしまったり、副交感神経が働き過ぎてしまったりするという事です。

 

心臓の場合はどうなるでしょうか。

 

交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、「ドキドキしてしまう」という動悸の症状になります。

 

肺や呼吸の場合はどうなるでしょうか。

 

交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、ハアハアしたり、息苦しくなってしまう症状として現れてきます。

 

微熱やほてり、胃酸が出過ぎてしまって胃が痛い、下痢、便秘、だるいなど、様々な症状として現れてきてしまうのです。



☆メンタルを整えて、自律神経を整える!

メンタルを強くするとはいったいどういう事でしょうか。

 

それは、外からのストレスに対して、対処する力です。

 

例えば、上司に何かを言われたときに、力が出せなくなってしまう人と、力を出せる人がいます。

 

それは、そのストレスに対処する力の違いなのです。

 

今回は、そのストレスに対処する力を、いくつかご紹介したいと思います。

 

①解決する力

ある問題にぶつかった時の選択肢の事を、「解決する力」と表現しています。

 

例えば、法的な問題にぶつかった時に弁護士さんに相談したり、恋の悩みの時に友達に相談したりする事を言います。

 

その選択肢が多ければ多いほど、解決する力は強いと考えられます。

 

また、沢山外に出かける人は、ずっと家の中にいる人よりも、様々な経験をしていますので、やはり解決する力はとても高いと言えます。

 

例えば、「あ、これは経験したことがあるから大丈夫だ♪」といった様子ですね。

 

普段からちょっとした事でも、挑戦する癖がついていると、これを鍛える事が出来ます。

(※うつ症状が強い場合には、無理に挑戦しないようにしてください。とても危険です。)

 

②意味を感じる力

仕事や趣味など、取り組んでいる事や頑張っている事に対して、意味を感じる事が出来ると、主体性を持つことが出来て、小さなストレスに負けないようになります。

 

これを「意味を感じる力」と表現しています。例えば、「私のおかげでこれが上手くできたわ」「昨日はこれをやってすごく成長できた。

 

今日はこれを意識してやってみよう」と言った様子です。

 

意味を感じる力は、「成長を意識した日記」を書くことで、どんどん鍛える事が出来ます。

 

是非試してみてください。



③予測する力

人はいきなり起きてしまった想定外の出来事に、とても強いストレスを感じます。

 

例えば「街中でいきなり怒鳴られた」とか、「不慮の事故」などは、とても大きなストレスになります。

 

そこで、あらかじめ事態を予測しておくことが出来れば、かなりのストレスに対応する事が出来ます。

 

例えば、「急な出費」や「家族の病気」などは、考えたくない事ですが、あらかじめ考えておくことで、実際にそうなってしまった時に感じるストレスを大きく減らしておくことが出来ます。

 

④分解する力

最後に、分解する力というのをご紹介します。

 

何か問題があった時に、何が原因だったのかを冷静に分解して考える事が出来れば、ストレスを大きく減らすことが出来ます。

 

例えば、家族でけんかが起きた時に、「なんでこうなってしまったんだろう」と悩むのではなく、「元々、長女は気の強い性格で、とても今日は機嫌がよく、大きな声で笑っていた。そんな時に、試験の成績が悪くイライラしていた次女が返ってきて、たまたまけんかになってしまった」と分解出来たとします。

 

そうすると、「誰が悪いわけでもなく、たまたまタイミングが悪かった」と考える事も出来ますし、「普段優しい次女でも、イライラするのはある事なんだから、時にはゆっくり話を聞いてあげよう」と考えたりする事も出来ます。

 

それが、分解する力です。

 

このように、知識面でも色々な技術を身に着けて、ストレスに強いメンタルを作り、自律神経のバランスを整えていきましょう。

 

からだプランはそのためのノウハウが全て詰まっています。

 

是非最大限活用してくださいね。



他の記事を探す

※空白文字だけでは検索できません