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リンゴ病にかかる大人もいる!子どものリンゴ病とは違う?

りんご病と聞くと、子どもの頬が赤くなる病気というイメージの人が多いと思いますが、りんご病は、大人もかかる病気です。

 

大人は、一般的に子どもよりも免疫力が高いのでうつらないのでは?と思う人もいるかもしれません。でも、大人にもりんご病があるんです!

 

でも、大人のりんご病の症状は、子どもの症状と異なります。

 

今回は、大人のりんご病と子どものりんご病の違いについて解説していきます。

 

■りんご病は大人もかかります!

 

りんご病は「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスが原因起こる感染症です。

 

このウイルスに感染して発症するのは幼児期から学童期の子どもが多く、かかった子どもの頬が赤くなるためりんご病と呼ばれます。

 

大体4~6歳くらいが最もりんご病にかかりやすい年齢で、患者さんは年中いますが、流行するのは大体4~6年おきで季節は6~7月頃がピークです。

 

このように、小さな子どもに多いイメージのりんご病ですが、実は発症するのは子どもだけではありません。

 

大人でもウイルスに感染すればりんご病になることがあるのです。

 

〇大人のりんご病

大人のりんご病は、子どものりんご病と症状が異なります。

 

子どもの場合は頬が赤くなりますが、大人の場合は手足に発疹が出るというもので、大人は頬が赤くなることはほぼないのです。

 

また、発疹が出るといだけでなく、合併症として関節の痛みや関節炎、むくみなどの症状が起こることもあります。

 

大人がりんご病に感染してから発疹が出るまでは、3~4週間かかります。そして、発疹がでる前には熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感などのインフルエンザのような症状が出ます。

 

りんご病のウイルスが他人に感染するのはこの時です。

 

風邪と見分けが付きにくいため、りんご病と気付かない人がほとんどです。

 

■大人特有のりんご病の症状

 

大人がりんご病に感染すると、子どもの症状にはない関節痛が起こることがあります。

 

これはりんご病の合併症で、関節痛・関節炎を起こす頻度は、成人男性では30%程度、成人女性では60%ほどと女性の方が高めです。

 

また、手足のむくみも大人特有の症状で、むくみの程度には個人差があり、中には体重が増加する程むくむケースもあります。

 

■まとめ

 

大人がりんご病になった時頬が赤くなることはほとんどありません。

 

その代わりに手足に発疹やむくみが出て、関節痛が起こる場合もあります。

 

りんご病の初期症状は風邪と似ているため、自分がりんご病にかかったとすぐには気付くのは難しいです。感染しないためには日頃から手洗い・うがいなどを習慣化し、免疫力を落とさないようにすることが一番です。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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