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《医師直筆》お風呂は有効?眼精疲労や疲れ目のメカニズム!

からだプラン編集部

こんにちは!

パソコンを一日中見ていると、目が痛くなってくる内科医の橋本です。帰ってからのお風呂が癒しタイムになっています。

 

デスクワークをする方は、日常的に目の疲れに悩まされているのではないでしょうか?

 

今日は、内科外来でもよく相談を受ける「疲れ目」についてのコラムです。

単なる疲れ目と眼精疲労の違い、治療と予防の方法を簡単に説明していきますね。

 

 

☆疲れ目のメカニズム

目の仕組み

早速ですが、目は何をする臓器でしょうか。

(知ってるよって声が聞こえてきそうですね 笑)

 

皆さんご存知の通り、目はものを見るための臓器です。

少し細かく説明しますね。目は、外の光を、神経を通して脳に伝えます。

 

つまり、外の世界を理解するための中継役をするのが目の役割です。


この網膜(上のイラストの「もうまく」と書いてある部分)に沢山の細胞があります。

ここの細胞が頑張ってくれることで、脳に「今目の前にはこれがあるよ!」と伝えているのです。

 

もし見えにくいものがあれば、網膜の細胞はより頑張らなければなりません。

想像しやすいと思いますが、休憩なしで使い続けると、網膜の細胞は疲れてしまいます。

これが目の疲れへと繋がるのです。

 

 

☆眼精疲労の症状

眼精疲労になると、目の痛みや、重い感じの違和感が出てきます。

他にも、瞼のけいれんや頭痛、目の周辺の圧迫感を感じることがあります。

 

「眼精疲労」と「眼疲労」の違い

医学的には、単なる目の疲れを「眼疲労(がんひろう)」と言います。

対して、目の疲れの症状が長く続くか、身体に悪影響を及ぼすような状態のことを「眼精疲労」と呼び分けています。

 

眼精疲労は放っておいても改善しませんから、環境を改善したり、病院を受診したりする必要があります。

 

治療が必要な眼精疲労の特徴

  • 日常生活に支障が出ている
  • 身体に影響が出ている
  • 眼疲労の原因が目や身体の病気
  • 眼疲労の原因がストレス

 

眼精疲労の主な症状

目の症状

  • 目の疲れ
  • 目のかすみ
  • 瞼のけいれん
  • 物が見づらくなる
  • 充血
  • 目がしょぼしょぼする
  • 涙がでる
  • 普段よりまぶしく感じる

 

全身の症状

  • 肩こり
  • 下痢
  • 便秘
  • おう吐
  • めまい
  • 頭痛

 

全身の症状がでる原因

下の上手なイラストを見れば、一瞬でイメージが湧くと思います。ああ、なんて上手い絵なんだろう。

 

 

物が見づらくなると、よく見ようとして首が前傾してしまいます。

首の周りには上のイラストのように筋肉がいっぱいあって、それらが前に出た頭の重みで引っ張られている状態です。

その引っ張られた頭を支えようと、首の筋肉が緊張します。

 

首の筋肉が緊張した状態が長く続くと、凝り固まってしまい、全身の症状がでてくるのです。

特に、首の筋肉のコリは、頭痛の原因にも挙げられています。

 

☆眼精疲労の原因は?

「眼精疲労」には、大きく4つの原因があります。

 

近視・遠視・乱視

近視や遠視、乱視などの目の問題です。

眼鏡の調節や眼科の受診が必要になります。

 

身体の病気

糖尿病などの他の疾患の影響です。

この場合、原因となっている疾患を突きとめ、きちんと治療しなければなりません。

 

目の酷使

目の使い過ぎも、眼精疲労になりやすいとされています。

特に、モニターなどを長時間見続ける仕事の方は、目への負担が大きいです。

事務職、プログラマ、専門職の方などが多いですね。

 

精神的な問題

メンタル的な問題で、眼精疲労になることもあります。

ストレスや不安、イライラなども、この原因になりうるのです。意外かもしれませんね。

※関連コラム「メンタルを強くしたいなら、手帳を意識しよう(o^-^)尸

 

 

☆眼精疲労の治療と予防

「眼精疲労」は、様々な原因があるので、治療法もそれぞれに合ったものを選択する必要があります。

 

先程の1つ目の原因の「近視や遠視や乱視などの目の問題」であれば、きちんと自分に合った眼鏡をつける事で改善します。

 

2つ目の原因の「糖尿病などの疾患」で眼精疲労が引き起こされている場合には、きちんと原因となっている疾患の治療が必要になります。

※関連コラム「糖尿病は眼が見えなくなるって本当!?糖尿病性網膜症という合併症について

 

3つ目の原因の「目の使い過ぎ」については、小さな心がけ一つで大きく改善していきます。

  • 仕事の休み時間は出来るだけスマホをみたりせず、目を休める
  • 同じ姿勢を続けないようにする
  • 定期的な運動不足の解消やストレスの解消
  • 睡眠習慣の見直し

少しだけ生活習慣を見直すだけで、改善が望めます。

 

4つ目の原因の精神的な問題に関しては、私が昔、精神科の研修が長かったのもあり、からだプランのコラムで沢山解説しています。興味があれば読んでみてください。

 

また、ストレスの発散方法に関してですが、からだプランでは「身体を動かすことによるストレス解消」をおすすめしています(*´▽`*) こちらも是非のぞいてみてくださいませ。

ストレス解消のためにも、自分の好きな運動を始めようかな、と考えた人はこちら

 

ちなみに、お風呂や入浴が眼精疲労を軽減するという文献を見つけることは出来ませんでしたが、「眼を使わない時間を増やす」という点では、有効であると考えられます♪

 

☆最後に

お楽しみ頂けましたか。からだプランは、沢山の人に「医学を楽しんでもらう」ためのホームページです。「からだプラン」というのは、人それぞれに合った、理想の「からだ」を「プラン」するという意味です。なんて可愛いネーミングなんでしょう(*´▽`*)笑 ですので、いつもこんな感じでコラムを書いています。

 

「医学って面白いじゃん!」
「美容や健康で、手軽に役立つ情報はないかな?」
「お医者さんや医療従事者の観点で医学を楽しみたいな♪」
「困っている人に教えてあげる知識を身に着けたいな!」

 

こんな方に喜んでもらえるように、からだプランはこれからもコラムを書いていきます。興味があれば、他のコラムも読んでみてくださいませ(^◇^)

→ 健康コラム一覧はこちら

 

また、コラムを読むだけじゃなくて、「実際に身体を動かして理想の身体を目指したい!」という方に向けて、プラン(体験)も予約できるようになっています。初心者でも楽しめる体験や、お子さんと一緒に参加できる体験など、様々なプラン(体験)を集めています。興味があれば、そちらも覗いてみてくださいませ(*´▽`*)

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以上、医学を楽しむホームページ「からだプラン」でした!最後まで読んで頂き、有難うございました。今後ともどうぞよろしくお願いします(^_^)

 

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