病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

急性胃腸炎が仕事に与える悪影響とは?

どんな病気も、発症して良いことなんて何一つありません。

 

そして、病気の種類によっては本人だけでなく「仕事」にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 

そこで、急性胃腸炎と仕事の関係について解説します。

 

■急性胃腸炎は「感染」のリスクが存在する

急性胃腸炎で仕事に与える影響は、本人の欠勤はもちろんそうですが、何よりも「感染」のリスクがあるということです。

 

急性胃腸炎は、その原因として考えられるものに「ウイルス・細菌の感染」があります。

 

ノロウイルスやロタウイルス、サルモネラといったウイルス・細菌が原因で、急性胃腸炎を発症する可能性があります。

 

原因によって発生する症状にも違いがありますが、問題なのは「他人に感染する」ことです。

 

急性胃腸炎を発症した人が職場に出勤して、何らかの原因でそれが社内の他の人に感染すれば、そこから感染が拡大してしまいます。

 

■最も問題なのは「集団感染」のリスクが高い職場

そして、中でも特に急性胃腸炎で感染のリスクを抑えなければならないのは「集団感染のリスクが高い職場」です。

 

こうした職場は就業規則等で感染症の対処法をマニュアル化していますが、それでも集団感染のリスクをゼロにすることは不可能です。

 

どういった職場で集団感染が発生しやすいのかといえば、「人」もしくは「食事」に関係する仕事に従事している場合が多いです。

 

人に関係する仕事としては、「学校」「医療機関」「介護施設」がこれに該当します。

 

同じ建物内に数多くの人が存在し、さらに問題なのはこれらの施設に存在する人というのは「若い(学校)」もしくは「体力が低下している(医療機関、介護施設)」ため、免疫力が低い人が多いということです。

 

免疫力が十分であれば感染リスクは最小限に抑えられますが、免疫力が低い人が多いと集団感染のリスクが高まります。

 

食事に関係する仕事は、例えば「給食センター」「飲食店・食堂」「スーパーの生鮮食品担当」などがこれに該当します。

 

急性胃腸炎の原因となるウイルスや細菌は、感染者の手指などから食品や調理器具に影響を及ぼし、それによって作り出された食事を不特定多数の人が口にすることによって、いわゆる「集団食中毒」のリスクを抱えることになります。

 

手指の消毒などを徹底することによってリスクを減らすことはできますが、それでも集団感染のリスクをゼロにすることはできません。

 

早めに医療機関で診断書を用意してもらい、欠勤の手続きをして療養する必要があります。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。