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感染性胃腸炎のときにオススメの食事とは?

ウイルスなどの感染により発症する「感染性胃腸炎」は、自然に治る病気であるとはいえ、辛い症状を少なからず発症することになります。

 

そんな感染性胃腸炎を少しでも早く治すためには「食事」に注意が必要です。

 

そこで、感染性胃腸炎になったときにオススメの食事について解説します。

 

■無理のない範囲で、胃腸の負担の少ないものを食べる

感染性胃腸炎の治療方法は、対症療法を基本とした自然回復を待つというスタンスです。

 

少しでも早く回復するためには、可能な範囲で食事をすることが重要になります。

 

24時間以上、固形物を何も口にしていないと回復が遅れるとされているのです。

 

しかし、感染性胃腸炎では個人差はありますが「吐き気・嘔吐」の症状が出ることがあります。

 

そのため、無理に食事しようとしても嘔吐してしまうため、嘔吐の症状が出ているうちは水分補給にのみ努めてください。

 

嘔吐や吐き気の症状が収まってきて、食欲が出てきたところで食事を開始します。

 

このとき、胃腸に負担のかかるものは症状を悪化させてしまうおそれがありますので、避けるようにしてください。

 

胃腸に負担がかかるものとは「冷たいもの」「刺激のあるもの」「甘すぎるもの」「アルコール」などが挙げられます。

 

感染性胃腸炎の治療中は、おかゆやうどん、すりおろしたリンゴのように、消化しやすく、胃腸への負担の少ないものを選択しましょう。

 

また、胃腸への負担を軽減するためには、1回の食事量を減らし、食事回数を増やすことをオススメします。

 

■ベストなのは「おかゆ+梅干し」って本当?

風邪などで体調を崩した時に食べるものとしてイメージするのは「おかゆ+梅干し」のコンビではないでしょうか。

 

実は、この組み合わせは感染性胃腸炎の治療中に食べる食事として理にかなっているのです。

 

感染性胃腸炎で問題になるのは「脱水」です。

 

感染性胃腸炎で発生する発熱と嘔吐下痢の症状は、いずれも体の水分を奪う症状であり、脱水症状に陥る可能性があります。

 

その際には、水分だけでなく、電解質も失うことになります。

 

おかゆ+梅干しの組み合わせは、脱水症状の回避・回復に必要な水分と電解質を、適度に補給することができる組み合わせなのです。

 

これでないとダメというわけではありませんが、多くのご家庭ですぐに用意できる食材しか使っていないので、いざというときの選択肢として覚えておくと良いでしょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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