病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

子供の感染性胃腸炎に要注意!子供の感染性胃腸炎の症状や注意点を解説

皆さんは、子供の頃にきちんと手洗いやうがいができていたでしょうか?小さなお子さんがいらっしゃる方は、子供に手洗いうがいをきちんとさせることをオススメします。

 

そうしないと「感染性胃腸炎」を発症する可能性がありますので、この病気について解説したいと思います。

 

■出席停止にはならない感染性胃腸炎

インフルエンザを例に上げるとわかりやすいと思うのですが、子供が感染症にかかると「出席停止」になるというイメージが強いのではないかと思います。

 

しかし、原則として出席停止になる病気は規定されており、これには感染性胃腸炎は含まれていません。

 

感染性胃腸炎などの感染症は、それ単独では出席停止になりません。

 

学校長が、深刻な流行の発生に基づいて出席停止の判断をするという扱いです。

 

つまり、感染性胃腸炎を発症した生徒さんが出席停止になるのは、すでに学校内での流行を許した後になるケースが多いのです。

 

もちろん、感染性胃腸炎は発熱や嘔吐下痢などの症状を伴うため、親御さんの判断で学校を欠席するケースも多いでしょう。

 

しかし、症状の出方には個人差がありますので、中には感染性胃腸炎を発症したまま登校される生徒さんもいると思います。

 

■気をつけたい「脱水症状」の危険性

子供の感染性胃腸炎で最も注意しなければならないのは「脱水」です。

 

感染性胃腸炎は発熱や嘔吐、下痢といった、どれも体内の水分が奪われる症状が出やすいです。

 

子供の場合、大人よりも脱水のリスクが高まるため、適切な対処をしなければなりません。

 

こまめに、無理のない範囲で水分補給をしましょう。

 

その際、できれば「経口補水液(某有名タレントさんがCMしてますね)」を利用することをオススメします。

 

また、食事はおかゆなどの、水分や電解質を補給できる、胃腸に負担の少ないものを選んでください。

 

なお、症状が激しく、脱水が進行している場合は、一般的な水分補給では間に合わない可能性が高いです。

 

医療機関を受診して点滴による輸液や入院が必要になるケースもあります。

 

軽度な場合であれば、経口補水液による水分補給で間に合うケースもありますが、子供が嫌がったり吐き気の症状が強い場合には点滴で水分補給を行うのが一般的です。

 

■乳幼児は「ロタウイルス」に要注意!

乳幼児の感染性胃腸炎で最も多く見られる原因は「ロタウイルス」の感染によるものです。

 

ロタウイルスは冬から春にかけて流行しやすく、生後半年~2歳くらいの子供が感染しやすいです。2

 

~4日の潜伏期間を経て、激しい嘔吐や発熱、白っぽい下痢などの症状が見られます。

 

乳幼児のロタウイルス感染で怖いのは「合併症」です。

 

肝機能異常や急性腎不全、心筋炎や脳症などの症状が考えられ、意識低下やけいれんが見られれば緊急を要します。

 

医療の発達している日本では途上国ほどではないにしても、ロタウイルスによる胃腸炎により乳幼児が死亡する例も見られます。

 

早めに医療機関を受診してください。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。