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急性胃腸炎になったらどうする?急性胃腸炎に有効な対処法を解説

ノロウイルスやロタウイルスの流行により、急性胃腸炎を患ってしまうリスクは高まります。

 

少しでも早く回復するためには、適切な対処法を実践することが重要です。そこで、急性胃腸炎になったときの有効な対処法について解説します。

 

■すぐに医療機関を受診すべきケース

急性胃腸炎は基本的に命にかかわる病気ではないのですが、以下のケースについてはすぐに医療機関を受診して、適切な処置を施す必要があります。

 

・けいれん発作を起こしている

・嘔吐や下痢の症状がひどい

・血便を伴う

・強い腹痛や高熱を伴う

・全身状態が良くない(弱々しい)

 

■脱水症状にならないための水分補給が最重要

急性胃腸炎の対処の基本となるのは「水分補給」です。

 

発熱に下痢、嘔吐の症状が見られ、症状次第では激しい下痢や嘔吐を繰り返すことによって体内の水分量が急激に減少し「脱水症状」に陥る可能性が高いのです。

 

しかし、急性胃腸炎は「胃腸炎」というだけあって胃腸機能が急激に低下しています。

 

この状態で大量の水分を摂取しても処理しきれず、嘔吐や腹痛の原因になってしまうのです。そのため、急性胃腸炎の対処法としての水分補給は「少量・多頻度」を基本に行います。

 

また、嘔吐や下痢、発熱による発汗ではでは水分だけでなく「塩分」も大量に失ってしまいます。

 

なので、普通の水やお茶ではなく、塩分を含んでいる「経口補水液」を使用することをオススメします。

 

経口補水液は医療機関や薬局、ドラッグストアなどで販売していますが、応急処置としては自宅で作れる手作り経口補水液で代用することも可能です(水1Lに対して塩3gと砂糖40gを混ぜる、レモン汁を適量加えると栄養補給と味の改善になる)。

 

前述のとおり、弱った胃腸機能では大量の経口補水液を一度に処理することはできませんので、少量ずつを細かな頻度で摂取することを心がけてください。

 

嘔吐や腹痛の症状が悪化すれば摂取量が多い可能性が高いので減らし、無ければ少しずつ一度の摂取量を増やしてください。

 

■嘔吐が収まれば胃腸に負担のかからないものを食べる

急性胃腸炎では嘔吐の症状が見られますが、自然に回復します。

 

嘔吐の症状が落ち着いてきたら、少しでも完治を早めるために「胃腸に負担のかからないもの」を、無理のない範囲で食べることをオススメします。

 

具体的には「おかゆ」「野菜スープ」「すりおろしたリンゴ」などがオススメです。

 

逆に、冷たいものや刺激のある食べ物、炭酸や柑橘系などは胃腸に負担がかかるので、回復するまでは我慢してください。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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