病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

胃腸炎がうつらないためには?

一昔前に流行し、最近でもカメラ女子を中心に「写ルンです」が流行しているらしいですね。

 

さて、「うつる」といえば「病気」を連想する人が多いと思いますが、どんな病気であれうつらないに越したことはありません。

 

そこで、胃腸炎がうつらないためにはどうしたらいいのか解説します。

 

■そもそも胃腸炎ってうつる病気なの?

まず最初に疑問を払拭しておきたいのが「胃腸炎はうつる(感染する)病気なのか?」ということです。

 

病気がうつる・うつらないの違いは、その発症原因が何であるかということです。

 

胃腸炎の場合、その多くは「ウイルス性」「細菌性」の「感染性胃腸炎」です。

 

ウイルスも細菌も他人に感染するものであるため、これらを原因とした胃腸炎は感染するリスクがあります。

 

逆に「うつらない胃腸炎」とは「非感染性胃腸炎」です。

 

胃腸炎の中でも発熱を伴うことが少ないタイプの胃腸炎であり、ウイルスや細菌を原因としているわけではないので他人にうつりません。

 

■感染性胃腸炎がうつらないためには?

感染性胃腸炎がうつらないためにできることは、第一に「うがい・手洗い」です。昔から風邪の予防策として教えられたこのアクション、胃腸炎がうつらないためには重要なアクションとなります。

 

寒い時期には「ノロウイルス」が流行しやすく、この時期は特に帰宅時のうがい・手洗いの重要性が増します。

 

第二に「消毒」です。

 

最近では店舗や施設の入り口にアルコール消毒を用意しているところが多くなりましたが、一つ問題があります。

 

感染性胃腸炎の原因ウイルスの一つ「ノロウイルス」は、アルコールに対する耐性があり、一般的なアルコール消毒ではノロウイルスを十分に殺菌することができません。

 

ノロウイルス対策となる消毒は「塩素系消毒剤」を使用する必要がありますが、これは手指には使用できません。

 

そのため、石鹸を使った入念な手洗いが、ノロウイルス採択の消毒方法であるといえます。

 

■家族に感染の疑いがある場合の対処法

家族の中にノロウイルスなどの感染の疑いがある場合には、そのための対策を講じる必要があります。

 

特に重要なのは「嘔吐物の処理」です。処理する際にはマスクと手袋を装着し、嘔吐物を拭き取ります。

 

その後、該当箇所を塩素系消毒剤を使用して消毒してください。このとき、できるだけ広い範囲を消毒することをオススメします。

 

また、衣類の消毒も重要なポイントです。消毒剤に浸け置いてから洗濯するか、85℃以上のお湯に浸け置いてから洗濯する必要があります。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。