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緑内障になると失明する!?

日本人の40歳以上のおよそ20人に1人が緑内障であるという調査結果が出ています。

 

そして、実際に治療を受けている人は約20%、残りの約80%は緑内障であることに気づいていないという現状があるようです。

 

緑内障は自覚症状がないままに、ゆっくりと病状が進んでいきます。そのまま放置すると最悪の場合、失明することがあります。

 

緑内障を発症し、一度視野が欠けてしまうと失った視野が元通りになることはありません。

 

■緑内障になると必ず失明してしまうのでしょうか

 

現在、成人の途中失明原因の第1位は緑内障です。しかし、緑内障になったからといって絶対に失明するというわけではなく、仮に失明するとしても発症から失明までに20年ほどの長い年月がかかります。

 

ただし、緑内障は発見が遅れると、失明につながることがあります。

 

ですから、なるべく早い段階で専門医による正しい治療を受けることが必須で、治療を受ければ失明することは殆どありません。多くが、点眼治療で悪化を食い止めることができますし、緑内障と診断されても、治療によって生活に十分な視力を保つことは可能です。

 

■緑内障で失明しないためにはどうすればいいのでしょうか

 

緑内障は初期の段階では自覚症状が少なく、自分で気づくことはまずありませんが、

他の病気で眼科を受診して、緑内障と診断されるケースもあります。

 

緑内障の危険因子とされている高度近視や糖尿病の方、家族に緑内障の患者がいる方、そして発症しやすい年齢と言われている40歳以上の方は、定期的に眼科での検査を受けたほうが良いでしょう。

 

緑内障は治療をしても、完治することはありません。失明に至らないためにも、高血圧の治療のように、一生付き合っていくことが大切です。

 

自己判断で薬をやめても、すぐに悪化することはありませんが、徐々に進行していきますので、油断せずに治療を続けましょう。

 

■緑内障の検査

 

緑内障で失明しないための最善の策は、眼科での検査を受けることです。40歳以上の方は、年1~2回の定期検査を受けましょう。

 

○眼圧検査

眼圧の正常範囲は10〜20㎜Hgです。緑内障の早期発見と治療効果を判断するための検査です。

 

○眼底検査

緑内障の早期発見と進行程度を判断するための検査です。

 

○視野検査

視野障害の進行程度と治療の変更を判断するための検査です。

 

■まとめ

 

緑内障は早期に発見し、適切な治療を受ければ、失明を防ぐ効果が期待できます。そのためには定期的な目の検査が重要です。

 

緑内障と診断された場合には、医師の指示に従ってきちんと治療を受け、薬の正しい使用法を守りましょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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