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緑内障の進行を食い止めることはできるの?

緑内障は、進行すると視力低下・視野障害が起こり、さらに進行すると失明に至ります。

 

そして、緑内障は放置しておくと進行しやすい病気です。

 

緑内障と診断されたら、ただちに進行を食い止めるための最善策をとる必要があります。

 

しかし、緑内障の進行を食い止めることはできるのでしょうか。

 

■緑内障の進行を防ぐ方法はあります!

 

緑内障は一方的に進行する病気で、進んでしまった視界不良などの眼の症状は残念ながら今の医学の力では元には戻せません。

 

緑内障と診断されたら、できることはただ一つ、「緑内障の進行を抑えること」です。

 

緑内障の進行を抑える治療として医療機関で行うのが、眼圧を下げる治療です。

 

視神経の障害を進めないようにするためには眼圧を下げることが最善の策なのです。

 

眼圧を下げるために点眼薬が処方されます。

 

点眼薬で眼圧を下げても緑内障が進展する場合、レーザー手術や外科手術などが勧められることがあります。

 

早期発見で、早期治療を開始することにより、緑内障の進行は抑える効果が期待できますから、きちんと治療を受けてくださいね。

 

■緑内障はゆっくり進行して気づきにくい病気

 

緑内障は視神経が障害されていく病気です。

 

視神経は網膜とつながって眼の中に存在し、脳までつながっていて、視神経が網膜から視覚情報を受け取り、それを脳に伝えることで私たちは目の前の景色を見ることができるのです。

 

視神経が眼圧・加齢・病気などの影響で障害されていくと、目の前が霧がかったように見えたり、視界の中に見えない場所が出てきたり、視野が狭くなったりする症状が出てきます。

 

これが緑内障の自覚症状です。

 

このような症状が出たときは緑内障がかなり進んでしまっている状態です。

 

緑内障は普通、ゆっくりと進行し、視野障害が起こっていても最初のうちはなかなか気づきません。

 

「年のせいで眼がかすむのかな」などと考え、放置しがちです。

 

「これは明らかにおかしい」と感じ、眼科を受診するときはかなり進行しているのです。

 

そして、おそろしいことに緑内障は一方的に進行し、一度視野が失われてしまった場合、もう元のようには見えなくなってしまうのです。

 

■まとめ

 

「最近どうも眼の調子がおかしい」と思っていても、「年(老眼)のせい」、「我慢していればそのうちよくなる」などと考え、ついついやり過ごしてしまうこともあると思います。

 

しかし、緑内障は20人のうち1人がかかるといわれるとても身近な病気です。

 

もしかしたらその眼の不調は緑内障かもしれませんから、眼の不調を感じたら、眼科を受診し、自分の眼の状態をきちんと把握しておきましょう。

 

緑内障と診断された場合は、治療によって進行を抑える効果が期待できますから、眼科医の指示に従って、しっかり治療を受けてくださいね。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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