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急な頭痛は危険!緑内障の可能性があります

一般的な緑内障は症状の進行がゆるやかで、初期症状は殆どありません。

 

しかし中には違うタイプの緑内障もあります。急な頭痛が起こっても、頭痛薬を飲むのはちょっと待ってください!

 

強い頭痛や目の周りの断続的な痛み、吐き気などの症状は、もしかしたら緑内障かもしれません。

 

■頭痛が症状の1つ!急性緑内障とは

 

眼圧の急激な上昇により、頭痛や眼痛を起こすタイプの緑内障を急性緑内障と言います。

 

痛みは個人差があり、激しい痛みの場合や目が重く感じる程度の場合もあります。

 

激しい頭痛や嘔吐、発汗の症状が現れるため、内科や脳外科を受診される患者さんもいますが、内科や脳外科で緑内障という診断がされず、眼科で治療を受けることが遅れてしまう場合があります。放置し、治療が遅れると失明の恐れがあり、注意が必要です。

 

○急性緑内障の症状

急性緑内障の症状は以下の通りです。思い当たることがあれば、早期に眼科を受診しましょう。

 

・頭痛:前頭部や側頭部に激しい痛みが起こることがあります。

・目の痛み:目の周囲と上部が痛むことがあります。

・目のかすみ

・充血

・吐き気

・嘔吐

・発汗

 

軽い急性緑内障発作の場合は、いったん症状が治まる場合があります。

 

その後、再度痛みが起こることが多いです。発作が起きると視神経にダメージを受け、視野が欠けてしまします。

 

欠けた視野は元に戻ることがありません。

 

急性緑内障は、一刻も早く眼圧を下げる必要がある病気です。

 

○急性緑内障の原因

風邪薬、睡眠薬、抗ヒスタミン薬、精神安定剤などの薬物は、急性緑内障発作を誘発する危険があります。また、感情的ストレスや暗い場所が原因で発作が起こることもあります。

 

他に加齢や遠視傾向、遺伝的要因などが影響していると考えられています。

 

頭痛や眼痛が起こる前に、定期的に眼科検査を受けることで発作のリスクを回避することができます。

 

○急性緑内障の治療法

急性緑内障の治療法には、以下のような治療法があります。

 

・点眼や点滴による治療

・レーザー虹彩切開術:虹彩周辺部にレーザーで穴を開けることで、眼圧を下げます。

・白内障手術:分厚くなった水晶体を薄い眼内レンズと入れ替えて、眼圧を下げます。

 

■まとめ

 

急性緑内障は突然発症し、頭痛や目の痛み、吐き気を伴い、急激に視野が狭くなっていく病気です。

 

放置すると失明に至る可能性があるので、急な頭痛の時は緑内障の可能性も疑ったほうが良いでしょう。

 

特に高齢の女性で遠視傾向、白内障の手術を受けていない方に多いと言われています。

 

リスクが高いと診断された場合は、予防的にレーザー治療や白内障手術を行うことで、急性緑内障発作を防ぐことができます。

 

急性緑内障発作が疑われる場合は、一刻も早く眼科の診断を受けてください。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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