病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

まだまだ終わりが見えない花粉症の正体!ヒノキ花粉症とは?

春が来ると花粉症持ちの人たちはつらいですよね。スギ花粉は落ち着いてくるはず!そろそろ花粉症対策をしなくても良くなる!と喜んではみたものの、その目論見が外れてしまい、長く花粉症に苦しむ人も多くいます。

 

花粉症の症状を長引かせる犯人は一体何でしょう?

 

その正体はヒノキ。ヒノキ花粉症の方は、春の花粉症が長引く傾向にあるのです。

 

■ヒノキ花粉症って何?長引かせる花粉症の正体に迫る

 

花粉症と一言で言っても、花粉症を引き起こす花粉には様々な種類があります。春になり多くの人が花粉症になる花粉はスギ花粉。スギ花粉のピークはおおよそ2〜4月です。

 

スギ花粉のピークが過ぎても、花粉症の症状を治まらない原因は、ヒノキ花粉です。ヒノキ花粉症は4〜5月にかけてピークを見せます。

 

個人差はありますが、ヒノキ花粉症の症状は他の花粉症と比べ、特にこれと言った明らかな症状の違いはありません。

 

○ヒノキ花粉症の症状は消せるのか?

結論から申し上げますと、残念ながらヒノキ花粉症に限らず、花粉症の症状を全て消すことはできません。

 

抗原特異的免疫療法では完治が見込めるとされていますが、可能性としてはまだ100%であるとは言い切れません。

 

ヒノキ花粉症の完治は望みにくいですが、体内に侵入するひのき花粉の量を減らすことで、多少は症状の抑制につなげることが期待できます。

 

この時期になると、様々な花粉症対策グッズが販売されていますが、花粉をブロックする目的で、マスクやメガネは有効的であると言えます。鼻の下にワセリンを塗ることも、鼻の穴に入る花粉の量を多少は減らせることが期待できます。

 

○病院に行くとヒノキ花粉症は治るのか

病院に行けば、花粉症が治るわけではありませんが、咳・鼻水・目のかゆみなどと言った、ヒノキ花粉症状を和らげる薬を処方してもらうことができます。

 

医師の処方する薬は市販で売られている薬よりも、有効成分が多く配合されているので、より強力な症状の抑制が期待できます。

 

舌下免疫療法というのを、聞いたことがある方もいるでしょう。これは舌の下に抗原エキス(ヒノキ花粉症の悩んでいる人はヒノキエキス)を入れ、症状を抑える治療法です。

 

しかしこれはまだ実験段階にあり、治療を受けたい人は医師に要相談です。

 

■まとめ

 

長引く花粉症の症状の正体がお分かり頂けたでしょうか?ヒノキ花粉症に苦しむ人は多くいます。

 

現時点でヒノキ花粉症を完治する術が無い以上、マスクやメガネを活用したり、家の中にできるだけ花粉を入れないようにするなど、工夫をするしかありません。

 

しかし、どんなことにも終わりはあります。5月を過ぎればヒノキ花粉症のピークも過ぎます。それまではあらゆる手を使い、頑張って花粉症の対策をしていきましょう。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。