病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《医師直筆》秋の花粉症の特徴「咳」について徹底的に解説!

花粉症の症状として有名なのは、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど、鼻や目の症状が中心です。

 

しかし、秋の花粉症には春の花粉症にはない、咳という症状の特徴があります。なぜ、秋の花粉症は咳が出るのでしょうか。秋の花粉症の咳症状について紹介します。

 

■秋の花粉症で咳が出る理由

 

秋の花粉症の症状の特徴は、咳が出ることです。

 

なぜ秋の花粉症は咳が出るのかというと、春の花粉に比べると粒子が小さいからです。

 

春に飛散するスギなどの樹木の花粉は、粒子が大きく鼻の粘膜で留まります。しかし、秋に飛散する主な花粉は、植物の花粉で、粒子が小さく喉の奥や気管にまで入り込むため、どうしても喉がイガイガしたり咳が出たりする症状を引き越してしまうのです。

 

また、花粉症の人は鼻づまりで口呼吸になっている人も多いです。

 

口呼吸は、喉が乾燥したり、口から吸いこんだ花粉が粘膜に付着しやすかったりするので、咳症状が出やすくなります。

 

さらに、花粉症持ちの人は、気温や温度差、台風などの気圧差によって、気管の粘膜が刺激されて咳が出やすい傾向にあります。

 

■秋の花粉症の咳を予防するには?

 

辛い咳に悩まされないようにするには、秋の花粉症の咳を予防することが重要です。

 

予防として、まずはマスクをつけることです。マスクをすれば、花粉を口や鼻から取り込みにくくなります。

 

次に、うがいで喉に入り込んだ花粉を洗い流すことです。帰宅時だけでなく、寝る前や起きた後など、こまめにうがいをすることをおすすめします。

 

■秋の花粉症で咳を引き起こす植物は?

 

粒子が小さい植物の花粉が原因で、秋は咳を伴う花粉症の症状が出ますが、では具体的にどの植物に注意しなくてはいけないのでしょうか。

 

秋の花粉症で咳を引き起こす植物は以下の通りです。

 

・ブタクサ

・ヨモギ

・カナムグラ

 

どの植物の花粉も、鼻炎症状に加えて喘息のような咳症状に注意が必要です。秋の花粉症で咳が出ている方は、これらの植物には注意してください。

 

■まとめ

 

秋の花粉症の特徴でもある咳は、粒子の小さい植物の花粉や、鼻づまりによる口呼吸、気温や気圧などの変化による刺激が原因で引き起こされます。

 

予防するためにも、マスクの着用とうがいを習慣づけましょう。

 

また、私たちの身近にあるブタクサやヨモギ、カナムグラなどの花粉と接触しないように心掛けてください。

 

咳がひどくなると喘息症状に移行する場合もあるので、咳が出る場合は早めに病院を受診することも大切です。

【 著者プロフィール 】

image-of-doctor-hashimoto

  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


登録は下記のボタンから、よろしくお願い致します。