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《医師直筆》秋の花粉症対策はどのようにすればよいのか!!

毎年、春や秋に人々を悩ませる花粉症は、日常生活をなるべく快適に送るための対策が必要な人も多いと思います。

 

しかし、春の花粉症は、テレビなどの「花粉情報」などを対策に役立てることができますが、秋は春に比べて秋の花粉情報が少ないという実情もありますよね。

 

そこで、今回は秋の花粉症対策について、ご紹介します。

 

■春の花粉症に比べて秋の花粉症の人は少ない?

 

秋に花粉を生み出すヨモギやブタクサについて、その数が増加していることを示す明確なデータはありません。

 

どちらかというと、春のほうが花粉が飛散する量が多く、春に飛散する花粉の植物に対するアレルギーをお持ちの方が多いので、どうしても花粉症対策が必要な時期というと「春」というイメージが定着しています。

 

しかし、春~秋にかけて、花粉症の症状はいつでも起こる可能性があります。

 

今現在、春は花粉症の症状が出るけれど、秋は大丈夫!という方も、もしかすると、秋にも花粉症を発症する可能性もあります。

 

ですから、秋の花粉症の時期には、マスクなどの対策をするようにしたほうが良いでしょう。

 

■秋の花粉症はどのように対策すると良い?

 

秋の花粉症を対策するためには、まず花粉を粘膜に付着させてしまわないように注意すること、そして、付着してしまった花粉をなるべく排出したり定着させないということが重要になります。

 

この対策方法として代表的なのは、まずマスクの着用です。

 

マスクの着用によって、花粉の飛散が多いときでは吸い込む花粉の量を3分の1から6分の1程度まで削減してくれるといわれています。

 

特に、秋は空気が乾燥しており、のどなどの粘膜の乾燥が起こることもあるため、マスクは必須です。

 

また、秋は気温差が激しく風邪も流行りだす季節でもあることから、厚生労働省では花粉症対策としてだけでなく、かぜの予防にもなるので、「うがい」を行うことを推奨しています。

 

鼻や口から取り込んでしまった花粉が喉に流れたときに、適切にうがいを行うことで、花粉を除去することができます。

 

また、花粉が飛散しているときには頭髪や顔、衣服にも花粉が付着しています。これらが室内で舞っていると、屋内でも花粉症の症状が発生することがあります。

 

外出先から帰ってきたら洗顔・シャワーを浴びる、うがいをするなどして、付着した花粉をなるべく早めに落とすことを心がけることが、効果的な花粉症の対策法です。

 

〇症状がつらい場合はお薬も使用しましょう

花粉によるアレルギー症状を抑えるには、市販品の他、医療機関で処方される薬を使用するのも有効です。

 

秋の花粉症も、症状の出方によっては社会生活に支障をきたすことがあります。ですから、症状が重い場合には、医療機関を受診し、適切な薬の処方を受けることも花粉症対策の1つとして検討してください。

 

病院へ通う時間が取れないという方は、薬剤師のいる薬局などで、市販の薬を購入するのも良いでしょう。

 

無理や我慢をせず、適切な対策方法で症状の軽減を目指してみてくださいね。

 

■まとめ

 

花粉症対策は春が注目されがちですが、秋にも花粉を生み出すヨモギやブタクサなどの植物があります。

 

春の花粉症と同じように、突然発症することもありますから、秋の花粉症は大丈夫!という方も、できる限りの対策をしておくと良いでしょう。

 

秋の花粉症をお持ちの方、症状が出てしまった方は、まず、自分自身でできる対策をしっかりと行ってください。そして、症状がつらい場合は、医療機関を受診し、適切な薬を処方してもらうこと、或いは市販の薬を適切に使用することが花粉症を乗り切るための対策になります。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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