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《医師直筆》いつまで続く花粉症!秋までのイチオシ花粉情報

花粉症の原因になるのは、スギ花粉やヒノキ花粉、ブタクサ花粉などで、これらは一年中飛散しています。ただ、地域によって、飛散する花粉の種類や飛散のピークが異なります。ですから、現在お住まいの地域に多い花粉の種類と飛散時期を知っておくと良いでしょう。

 

また、日本国内の旅行や出張などで、いつもと違う地域に行く場合も是非チェックしてみてください。そういった情報を的確に得ることで、花粉症がいつまで続くのか、いつごろから注意や対策が必要なのかといったことを予測できるようになります。

 

■季節ごとの花粉の飛散情報

 

全国的にみて秋にかけて飛散するイネ科やブタクサ属などの草本の花粉です。春は、スギやハンノキ属などの木本です。

 

〇地域ごとの花粉の飛散情報

地域別にみると、北海道エリアは全体的に花粉の量が少ないのですが、シラカンバの花粉が4月から6月にかけて、イネ科の花粉も地域によって6月に多く飛散します。

 

東北エリアは、春にピークが過ぎるものの断続的に飛散するスギ花粉や、春から秋にかけてイネ科の花粉など、関東とならび花粉が多いのが特徴です。

 

関東エリアは、春にピークが過ぎるスギ・ヒノキ花粉、秋のブタクサ属などの草本花粉など、春と秋に多くの花粉が飛散します。

 

中部・東海エリアは、関東に比べて量は少なめですが、イネ科の花粉が10月頃まで飛散します。

 

関西・中国・四国エリアは、ヨモギ属やブタクサ属の花粉が8月から10月にかけて増加するので注意が必要です。

 

最後に九州エリアは、秋にかけてイネ科の花粉が増加する傾向があります。

 

△環境省花粉観測システム(はなこさん)とは

環境省では花粉症状軽減と健康維持のため、花粉飛散データを自動的に収集して表示する「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」の構築を進めています。

 

平成19年度には、北海道・東北地域に花粉を自動的に計測する器械の設置を完了させ、スギ花粉の飛散が少ない沖縄県を除く全国において、花粉の飛散状況を把握することができるようになりました。

 

時系列のグラフで過去の花粉飛散量を確認することができたり、指定日時での花粉飛散数が地図上で分かりやすく確認できるのが魅力です。

 

花粉はいつから飛ぶのか、いつまで飛ぶのか…など、断言することは難しい現状です。ですが、地域ごとの花粉の傾向をチェックすることが、かなり正確に出来るようになっているので、花粉症対策のために役立てていきましょう。

 

■まとめ

 

特に風邪を引いているというわけではないはずなのに、鼻や目の不快感がある、身体がだるいなどの症状がある場合は、秋の花粉の影響かもしれません。

 

春の花粉症も「いつまで」と限定することはできませんし、秋の花粉は「いつから」と断言することも難しいです。地域ごとの花粉がいつまで続くか、いつごろから飛散量が増えているのかなどをチェックしながら、その情報に応じた対策をしていくと良いでしょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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