病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

胸焼けや吐き気は繰り返すと危険!?予防しましょう

胸焼けと吐き気は、食べ過ぎたときなどによく起こりますよね。食生活の変化とともに、胸焼けをする人は増加しています。

 

しかし、頻繁に繰り返すと、食欲の低下につながり健康に大きな影響を与えますから、早めの対処が必要です。

 

今回は、胸焼けや吐き気の症状とその原因、普段の生活の中でできる予防法について解説します。

 

■胸焼けや吐き気とは具体的にどのような症状?

 

胸焼けと吐き気は胃や食道の不調を表しています。

 

○胸焼け

胃酸は食べ物を消化するため胃から出される非常に強い酸です。胃壁は胃酸を中和する物質で守られていますが、食道の粘膜には胃酸に対する防御法がありません。

 

そのため、胃酸が食道に逆流すると、焼けつくような痛みを胸のあたりに感じることがあります。

 

これが胸焼けです。

 

○吐き気

吐き気は胃の不快感や嘔吐しそうな感覚のことです。呑酸(どんさん)とも呼ばれる、胃の内容物がせり上がってくる症状があります。呑酸は口やのどが酸っぱく感じられ、ゲップや胸のつかえ、せきを伴います。

 

胸焼けと吐き気の症状は、急性胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などの病気の可能性もあります。

 

■胸焼けや吐き気はなぜ起こる?

 

胸焼けや吐き気は胃酸の逆流が原因で起こります。どうして胃酸は逆流するのでしょうか?

 

最近は脂っこい食事が好まれるようになり、胃酸の量が増えている人が多いです。胃酸の量が多いと、逆流しやすくなるのです。

 

食べ過ぎ・飲み過ぎ・早食いも注意が必要ですし、ストレスを受けると胃酸の分泌が増加しますから、ストレスにも注意しましょう。

 

さらに、加齢によって、食道の括約筋の働きが低下すると、胃酸の逆流を防ぐことができなくなりますし、腹圧がかかりやすい肥満体型の方は、胃酸が逆流しやすくなります。

 

ベルトの締め付けや前かがみの姿勢で腹圧が高くなることでも、胃酸の逆流は起こります。

 

■胸焼けや吐き気を予防するには?

 

普段の生活習慣を見直すことで、胸焼けや吐き気を予防できます。

 

・高脂肪・高タンパクの食事を控える

・食事は規則正しい時間に取る

・食べ過ぎない

・肥満を防ぐ

・ベルトやきつい下着で体を締め付けない

・姿勢をよくする

・ストレスをためない

 

胸焼けや吐き気を起こしやすい方は、和食を中心としたあっさりした食事がおすすめです。

 

年齢とともに胃腸の働きも衰えてきますから、食事の内容や分量にも気を配りましょう。

 

胃にやさしい食事と規則正しい生活で、自分の体をいたわってくださいね。

 

■まとめ

 

食事の欧米化と高齢化により、胸焼けと吐き気の症状は増えています。

 

高齢者に発症しやすい症状ですが、食生活が乱れると若い人にも起こりやすくなります。

 

胸焼けと吐き気の原因になるような生活習慣を改善して、胃酸の逆流を防ぎましょう。

 

症状が繰り返される場合は、医療機関を受診してくださいね。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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