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胸焼けしたときは牛乳を飲むと良い!?

お酒を飲む前に牛乳を飲んでおくと悪酔いしないと言われていますよね。それは、牛乳には胃の粘膜を保護する働きがあるからです。

 

胸焼けしたときにも牛乳を飲むと効果があるのでしょうか。

 

今回は、胸焼けしたときに牛乳を飲むと良いのかどうかについてご紹介します。

 

■牛乳に胸焼けを改善する効果は期待できるの?

 

牛乳に、胸焼けを改善する効果は期待できるのでしょうか。

 

○牛乳にはどのようなはたらきのある成分が含まれている?

牛乳にはどのようなはたらきのある栄養素が含まれているのかについて紹介します。

 

牛乳にはたんぱく質、炭水化物、カルシウム、ビタミンA・B1・B2・Eなどさまざまな栄養素がバランスよく含まれています。

 

牛乳の炭水化物のほとんどを占める乳糖は、カルシウムや鉄分の吸収を促し、筋肉の収縮を管理します。また、体温を維持し、乳酸菌を増やし、腸の働きを整えてくれます。

 

このように、乳糖は人間の体を支える重要なはたらきを持っています。

 

また、牛乳の豊富なビタミンは、エネルギーの代謝や疲労回復、老化防止にも効果が期待できます。

 

しかし、牛乳を飲むと胸焼けにも効果が期待できるのでしょうか。

 

○胸焼けの予防に牛乳がおすすめ!

 

胸焼けや胃痛は暴飲暴食やストレスが原因で胃酸が過剰に分泌され、胃粘膜が傷つけられたり食道に胃酸が逆流したりすることで起こります。

 

牛乳には胃を保護する働きや胃酸の中和、ストレスをやわらげてくれる作用があります。

 

ですから、胸焼けを起こしやすい方や空腹時に胃が痛む傾向のある方は、予防として温かい牛乳をゆっくり飲んでみると良いでしょう。

 

牛乳には安眠効果も期待できるので、寝る前にホットミルクを飲むのもおすすめです。

 

ただし、乳糖不耐症の方は、牛乳ではなく豆乳やお茶をおすすめします。

 

○胸焼けをしているときは牛乳を栄養補給として飲んでみては?

食べ過ぎなどが原因で胸焼けや胃痛を起こしている場合、数日間は安静にして胃腸を休めることが一番効果的です。

 

食べ物の消化時間は食品によって異なり、水やお茶で1時間半程度、牛乳・豆腐が2時間、ご飯が3時間、肉は4時間、天ぷらだと6時間ほどかかります。

 

胸焼けをしているときは食欲も失せますが、全く栄養を取らずにいては、生活にも悪影響を及ぼすことになります。

 

ですから、なるべく胃に負担のかからないものを選んで食事をするようにしましょう。

 

そして牛乳は、胸焼け予防としても効果的な食品ですが、胸やけしてしまっている時も、栄養補給としておすすめです。

 

牛乳はたんぱく質が豊富で消化の良い食品なので、栄養補給のためにも飲んでいただきたいものです。

 

胸焼けの症状があるときには、栄養補給と考えて少量ずつゆっくり飲むと良いでしょう。

 

■まとめ

 

牛乳にはたくさんの栄養素が含まれており、人間の体に必要な栄養素が単一の食品で取れる手軽さを持っています。

 

牛乳には胃粘膜を守り、胃酸を中和してくれる働きがあり、ストレスの軽減や睡眠を助ける効果が期待できます。

 

牛乳を飲むことは、空腹時の胸焼けの予防や胃腸が弱っているときの栄養補給に役立ちますよ。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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