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りんご病は保育園を休ませなくてもいいの?感染は大丈夫!?

りんご病は、4~6歳程度の子どもの間で流行しやすい感染症です。

 

4~6歳というと、ちょうど保育園や幼稚園に通っている年齢です。そのため、子どもがりんご病に感染した場合、他の子どもへの感染を防ぐため保育園を休ませるかどうか悩む人も多いですよね。

 

今回はりんご病で保育園を休むかどうかについて解説していきます。

 

■りんご病は保育園で感染するの?ほっぺが赤い子がいたら要注意!?

 

小さなお子さんがいる方は、保育園で自分の子どもにりんご病が感染するかもしれないと思うと不安ですよね。

 

りんごの感染経路は咳やくしゃみなどからの飛沫感染です。大人と違い子ども同士は物理的に近い距離で接することが多いですから、咳やくしゃみも他の子どもの鼻や口に入りやすいのです。

 

その点で保育園は非常にりんご病に感染しやすい環境だと言えます。

 

〇保育園でりんご病にかかっている子がいるかどうかが分からない

りんご病の厄介な特徴として、感染して初期症状が出た際にりんご病だと分かりにくということがあります。

 

りんご病は感染してから1~2週間程の潜伏期間がありますが、その間に発熱や倦怠感のような風邪と似た状況が出ることがあります。

 

他人への感染の原因となるくしゃみや咳もりんご病の初期症状で、保育園を休ませるならこの初期症状がある時期ですが、熱がなければ登園させる保護者がほとんどです。

 

つまり、咳やくしゃみをしている子がいたとしても、りんご病であるかどうかは分からないのです。

 

子どもに手洗いうがいをさせることが一番の感染予防策になります。

 

〇りんご病と診断された時保育園を休ませる?

結論から言うと、りんご病と診断されてから保育園を休む必要はありません。病院でりんご病と診断された時には、すでにウイルスに感染力はない状態だからです。

 

りんご病という診断は、特有の頬の赤みや発疹が出た時にされることが多いです。病院の受診がこれらの症状が出始めてからになりがちだからです。

 

それまでは風邪と区別が付きにくいため、流行している時期でもなければりんご病ではないかと疑うこともないでしょう。

 

りんご病の発疹が出る時期には体内で抗体が作られています。つまり頬の赤みや発疹など、りんご病特有の症状が出てから保育園を休ませても意味がないということです。

 

■まとめ

 

りんご病が感染しやすいのは初期症状が出ている時期で、まだ頬が赤くなっていない状態の時期です。

 

風邪と似た症状のくしゃみや咳が、他の子どもにりんご病ウイルスを感染させる可能性があるため、保育園を休む必要があるとすればこの時期です。

 

反対にりんご病特有の頬の赤みが出始めたら、もうウイルスに感染力はありません。子どもが体調不良を訴えていない限りは登園しても大丈夫でしょう。

 

もし、登園させても良いかどうか迷うようであれば、保育園や幼稚園、医療機関に問い合わせてみてくださいね。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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