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微熱でもインフルエンザ?発見が難しい微熱のインフルエンザに要注意

一般的にインフルエンザといえば「高熱が出る病気」として知られています。

 

そのため、「微熱」であればインフルエンザではないという論法が成立しそうですが、実はそうでもないのです。

 

「高熱」は歌にはなりませんが、「微熱」というのは歌にもなりそうな色々な意味を持つ言葉ですね。

 

ただ、インフルエンザを論ずる場合には「微熱」にはロマンも何もありません。

 

インフルエンザと微熱について解説します。

 

■インフルエンザは高熱が多い

インフルエンザと風邪の症状の違いとして特徴的なのが「発熱の程度の違い」です。

 

多くの場合、インフルエンザは急激な症状の出方が多く、発熱に関しても38℃以上の高熱を呈することが多いです。

 

風邪は微熱(37℃前後)が多く、呼吸器症状など似ている症状が多いインフルエンザと風邪において、医療に詳しくない人が判別する基準の一つとして知られています。

 

■症状には個人差がある

しかしながら、体温を計ってみて微熱だったからと言って、それが絶対にインフルエンザではないという保証はありません。

 

実際、微熱があるから念の為に病院へ行ったら、実はインフルエンザだったことがわかることもあるのです。

 

問題なのは「高熱=インフルエンザ」ではないことです。

 

病気の症状はインフルエンザに限らず、どうしても「個人差」があります。

 

発熱に関しても、命の危険に関わるような高熱を出すこともあれば、逆に風邪と差し支えない微熱で済むこともあるのです。

 

人には「免疫力」があり、病気に対する抵抗力には個人差があります。

 

同じウイルスを原因とする病気に複数の人が感染して、そのすべてが同程度の症状を発症するとは限らないのです。

 

他にも「予防接種」の影響も考えられます。

 

さて、本人への影響が微熱や軽微な症状で済むとしても、周囲の人も同じ症状で済むとは限りません。

 

前述のとおりインフルエンザは基本的に高熱などの激しい症状を呈することが多く、症状が軽微な人から感染して重症化するというケースも珍しくありません。

 

本人が軽い症状で済んでも、周囲に大きな迷惑をかける可能性を考慮することを忘れてはいけないのです。

 

■インフルエンザが流行する時期は特に要注意!

インフルエンザであるか、風邪や他の病気であるかを、熱の程度によって明確に判別することは不可能です。

 

しかしながら、微熱を「インフルエンザかも!」と常に警戒するのも杞憂に終わることが多いでしょう。

 

1つの判断基準として「流行する時期」があります。

 

インフルエンザは12月~3月に流行する病気なので、この時期に微熱を感じたらインフルエンザである可能性が疑われると考えられます。

 

他人への感染等の影響が最小限に済むように、早めに医療機関を受診してください。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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