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《医師直筆》ストレスと過敏性腸症候群の関係?症状や治し方

こんにちは!からだプラン代表医師の橋本将吉と申します。

 

皆さんもご存知の通り、病院には毎日たくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんが沢山います。

 

からだプランでは「もっと医学を楽しもう!」をモットーに、医学をもっと身近に感じてもらえるよう、健康ブログを書いています。

 

今回は、過敏性腸症候群についてお話しします。

 

分かりやすく書いていますので、是非読んでみてくださいね(*^^*)

 

☆過敏性腸症候群とは?

最近耳にすることが多くなった過敏性腸症候群。

 

過敏性腸症候群は、検査では異常が見られないけれども、お腹の不快感、下痢、便秘などが続く症状のことです。

 

詳細の原因はいまだ不明とされています。

 

しかし、大腸や小腸などの消化管の運動異常や、精神的なストレスが関係しているとされ、複数の要因が組み合わさることで発症すると考えられています。

 

日本を含む、先進国に多い病気です。

 

また、日本においては10~15%程度の方にみられるというデータもあります。

 

ストレス社会と言われている現代において、ストレスを受けやすい20代~40代の若い人に多いと言われています。

 

外来に来る患者さんの話を聞いても、「頑張りすぎてるな。」と思う事がよくあります。

 

そんな過敏性腸症候群の症状はどのようなものなのでしょうか?

 

☆過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群の主な症状は便通の異常です。

 

症状に応じて、下痢型、便秘型、そして便秘と下痢を繰り返す交代型に分類されます。

 

下痢型

下痢型の症状としては、突然に起こる腹痛や下痢を特徴とします。

 

外出時に便意や腹痛をきたすことで、通勤や通学、電車などの乗り物に乗る際など、生活に支障をきたしてしまう場合もあります。

 

大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が過剰となることで、大腸における便の水分吸収が不十分となり、軟便や下痢の症状が現れます。

 

ちなみに、蠕動運動とは、消化した食べ物を腸がぎゅっぎゅと伸びたり縮んだりを繰り返して、腸内を移動させて、外に排出する動きのことを言います!

 

便秘型

一方で、便秘型は、言葉の通り、便秘が主な症状です。

 

腸が緊張状態となる事で、大腸の蠕動運動が減少し、便秘となります。

 

交代型

そして、最後に交代型。

 

交代型は、混合型と呼ばれることもあります。

 

この交代型は、下痢と便秘の症状を、数日ごとに繰り返すタイプを言います。

 

蠕動運動が活発であれば、便通はスムーズになり、蠕動運動が低下すると便秘や下痢の原因になるということです。

 

これらのタイプですが、男性は慢性的な下痢を繰り返す下痢型、女性は慢性的な便秘を便秘を呈す便秘型が多いと言われています。

 

☆ストレスとの関係

では、なぜこの過敏性腸症候群はストレスと関係していると言われているのでしょうか?

 

「腸は第二の悩める臓器、第二の脳なんだよ」なんて説明する人もいます(*^^*)

 

それでは、ストレスと腸の関係について詳しく解説していきたいと思います。

 

ストレスは腸の活動を低下させることが知られています。

 

腸管の周りには、沢山の神経が取り巻いています。

 

それらの神経が何をやっているかというと、腸の動きをコントロールしているのです。

 

つまり、これらの神経の動きが悪いと、腸の動きが悪くなってしまうのです。

 

ちなみにこの神経は、自律神経の一部で、ストレスの影響をとても受けやすいのです。

 

先ほどの蠕動運動のお話をしましたが、蠕動運動が低下して便秘や下痢の原因になってしまいます。

 

ですので、過敏性腸症候群にならない為にも、ストレスをため込みすぎないこと、解消することが大切です!

 

ストレスを発散させることが、対処法、予防法になります!

 

☆運動をしよう

では、過敏性腸症候群の対処法として大切なことは何でしょうか?

 

それは、運動をする事です!

 

からだプランでは、運動をする事をオススメしています!

 

思いっきり身体を動かすことで、気分が晴れ、ストレス発散に繋がります。

 

「忙しい生活を送っているから、運動する時間なんてない!」

 

と、いう方もいるかもしれませんが、少しの時間だけでも運動の習慣をつけるつけることで、ストレスを発散できるようになります。

 

私は、週2回サッカーを行っています。

 

ストレスなどで疲れた体をリセットする意味で行っているのですが、一週間とても有意義に過ごすことが出来ています。

 

忙しくてサッカーが出来なかった月があったのですが、その月は、自分に余裕がなくなってしまい、体調もすぐれず、負の連鎖でした。

 

「私は運動が苦手で出来るものがないわ。」

 

という方がいるかもしれません。

 

そんな方には、ヨガやピラティスをオススメしています。

 

特に特別な技術は必要なし!気軽に始められて、激しすぎない運動なので、取り組みやすいです。

 

実際に、過敏性腸症候群の患者さんで、

 

「ピラティスを始めたら体調がよくなりました(*^^*)」

 

と、報告してくれた方もいました。

 

是非試してみてください!

 

また、運動以外にもバランスの取れた食事をとること、睡眠時間をきちんと確保することなど、様々な改善方法があります。

 

自分に合ったものをみつけてくださいね(*^^*)

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、過敏性腸症候群についてお伝えしました。

 

最後までお読みいただき、有難うございまいした(*^^*)

 

からだプラン 代表医師 橋本将吉