健康ブログ

《医師直筆》肩こりは僧帽筋が原因?解消法や食事について!

からだプラン編集部


こんにちは。からだプラン代表医師の橋本です。普段は内科医として働いています。

からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。その中には、もっとゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「もっと医学を楽しもう!」をモットーに、医学をたくさんの方に楽しんでもらえるよう、健康コラムを書いています。そしてお察しの通り、収益は全く無い状態で書いておりますので、気軽に読んでもらえると嬉しいです。

 

 

まずはいつも通り、外来での会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。

 

 

患者さん
「先生、肩こり良くならないよ。肩甲骨はがして」

 

橋本
「はい、バリバリっと(ってノリツッコミ!)」

 

患者さん
「なんであたし、ずっと肩こり良くならないんだろう」

 

橋本
「じゃあ一つずつ質問させてね。仕事って何してるんだっけ?」

 

患者さん
「デスクワーク」

 

橋本
「普段運動してる?」

 

患者さん
「全然。運動嫌いで」

 

橋本
「食事で気を付けてることある?」

 

患者さん
「ダイエット中だから、基本食べない」

 

橋本
「そうかあ。さて質問です。あなたと同じことを言う人がいたら、あなたはなんてアドバイスしますか?笑」

 

患者さん
「くそーっ。色々可哀相ですねって言ってあげますよ」

 

橋本
「君のこと、肩こりと頭デッカチをかけて、肩デッカチと名付けます( `ー´)ノ」

 

 

ということで今回は、よく外来に来られる悩みの一つである、肩こり・肩の痛み・肩から背中の痛みについてご説明したいと思います。

このコラムは簡単に説明することを意識して書いていますので、安心して読んでくださいね(*´▽`*)

 

 

☆肩こりの原因

現代人はスマホが必需品。仕事ではPCやタブレットを使って、気がつけば同じ姿勢で何時間もずーっと作業。慢性的に運動不足だけど、疲れて運動する気も起きないし。それに、画面を見すぎて夜になると目が痛い……。

 

こんな風に、私たちの生活には肩こりの原因がいっぱいですね(; ̄Д ̄)ほとんどの現代人が、肩こりに悩まされているんじゃないでしょうか?

 

肩こりに深く関わっているのは、「僧帽筋(そうぼうきん)」という、首から肩甲骨の上部、背中へとつながる筋肉です。原因であるこの筋肉に効果的なアプローチをするのが、肩こり解消への近道です!

 

そのために、肩こりの原因と一緒に、筋肉の性質についても学んでいきましょう。そして、肩こりの解消と共に、予防にも効果的なポイントを2つご紹介します。

 

肩こりの代表的な原因一覧

  • 姿勢が悪い
  • 運動不足
  • 血行不良(寒さ、冷房による冷え)
  • 精神的なストレス
  • 眼精疲労
  • 歯の噛み合わせ

これらが肩こりを引き起こす原因です。

分かってはいても、なかなか改善できないのが姿勢ですよね。でも、良い習慣とは、単にちょっとした意識の積み重ねです。お読みになっている今、あなたの姿勢はどうなっていますか?

まずはこのコラムを読んでいる間だけ、背を伸ばしてみませんか。

 

☆肩こりが原因で起こる症状

肩がだる〜い、重〜い、痛〜い( `ー´)ノ

そんな症状だけでなく、肩こりは様々な不調の原因にもなってしまいます。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • めまい
  • イライラ、集中できない
  • 不眠
  • 身体の痺れ  など

肩こりを改善して、スッキリした生活を送りたいですね!

 

 

☆病気かも!? こんな時は病院の受診を

単なる肩こり、とあなどるなかれ。

 

その症状の裏には、危険な疾患が潜んでいる可能性もあります。おかしいなと感じたり、症状が長期間持続したりする場合は、病院の受診をしましょう。

 

肩こりを伴う疾患の例

※肩こりがある=これらの疾患が疑われる、という訳ではありません。

しかし、心配な症状が伴う時には、専門医による診断を受けてください。

(ここであげた疾患以外の可能性も考えられます。あくまで参考に留めてください。)

  • 頸椎後縦靭帯骨化症
  • 脊椎腫瘍
  • 頸椎症性神経根症
  • 頸椎症性脊髄症
  • 胸郭出口症候群
  • 腕神経叢麻痺
  • 脊髄空洞症
  • 椎間板ヘルニア
  • 頸椎捻挫
  • 緊張型頭痛
  • 眼精疲労
  • 五十肩
  • 手根管症候群
  • 狭心症    など

 

受診科・検査

受診する科は主に〈整形外科〉です。

何科に行けばいいかわからない時は、整形外科を受診してください。

 

ただし、頭痛やめまいが伴う時には〈神経内科〉を、激しい頭痛が続き、吐き気や手足の痺れなどを伴う時は〈脳神経外科〉を受診しましょう。

 

また、原因によっては〈歯科〉〈眼科〉〈循環器科〉などの領域になることもあります。

 

受診時には、X線(レントゲン)撮影をすることが多いです。さらに必要に応じて、心電図、MRI、血圧測定などの検査が行われます。

 

 

☆病院では異常なし。そんな時は?

症状が辛くてせっかく病院に行ったにも関わらず、お医者さんに「何もないから安心して帰っていいよ、痛み止めは出しておいてあげるね」と言われ、トボトボ帰る経験をした人も多いはず。

 

その場合には、「僧帽筋(そうぼうきん)」という、肩と背中の筋肉が悲鳴を上げている可能性があります。僧帽筋の異常はレントゲン写真には写らないので、検査で「異常あり」とは言われないのです。

 

 

☆「僧帽筋(そうぼうきん)」とは

肩こり解消のカギを握る筋肉は「僧帽筋」とは、先ほどお話ししました。

 

「え〜お坊さん~(; ̄Д ̄)??」と、言いたくなる名前ですが 笑、仏教のお坊さんじゃあ、ないんです。「僧帽」という、キリスト教の修道士がかぶっていたフードの形と、筋肉の形が似ていることが由来となった名称です。

 

僧帽筋は首の後ろから、肩甲骨の上部、背中にかけて張っている、幅広い筋肉です。ここが凝り固まることで、肩こりが発生します。

 

肩こりを解消するには、一体、僧帽筋をどうすればいいのでしょうか?

 

 

☆僧帽筋の「強さ」と「柔らかさ」がポイント!

僧帽筋にアプローチして、肩こりを改善するにはどうしたらいいのか。その方法をお話する前に、知っておいて欲しいポイントが2つあります。

 

それは、筋肉の「強さ」と「柔らかさ」です。この2つを備えた筋肉をつければ、肩こり解消どころか、肩こりになりにくい身体を作ることができるのです!

 

筋肉の「強さ」

まずは筋肉の「強さ」について。

肩こりと筋力がどう関係するのか疑問に思われる方のために、イメージをつかみやすくしてみましょう。

いきなりですが、クイズです。

 

Q. とあるテニスプレイヤー・ヒガシコリ選手と、一般の高齢男性。

同じ重さの物を同じ姿勢でずっと持ち続けた時、肩に痛みが出てくるのはどちらでしょう。

A. 恐らく、高齢男性の方です。

 

さあ、なぜでしょうか?これは、筋肉の強さの違いによるものです。

 

そもそも筋肉は、負荷に耐えられない時に、傷ついて、痛みが出てしまいます。回復を繰り返して強くなることで、耐えられる負荷が上がっていくのです。

 

そのため、筋肉が強ければ強いほど、普段から鍛えているほど、たとえ同じ姿勢を続けていたとしても、痛み無しで耐えられるようになるんです。

 

筋肉を強くする無酸素運動をしよう

肩こり解消のためには、普段から僧帽筋を鍛えておく必要があります。

筋肉を鍛えるには、筋トレなどの無酸素運動を。無酸素運動は一人でも楽しめるので、「運動が下手なのを見られたくない」なんて人には、是非ともオススメです。

綺麗な身体づくりにも役立ちますよ(*´▽`*)

※関連コラム「ダイエットで無酸素運動を取り入れないなんて(¬_¬;)

 

筋肉の「柔らかさ」

2つ目は、筋肉の柔らかさ。

ここで、またまたクイズです。

 

Q. ヨガのインストラクターをやっていて様々なポーズが出来る女性と、何十年も体を動かしていない高齢男性。

2人に背中に腕を回してもらった時に、痛みが出てくるのはどちらでしょう。

A. 高齢男性。

 

簡単ですね。

これは、筋肉の柔らかさの違いによるものです。

柔らかければ柔らかいほど、つまり、普段から動かしているほど、色々な動きが出来るようになります。

無理矢理曲げたり伸ばしたりした時に傷つき、痛みが出てしまうのです。

 

筋肉を柔らかくする運動をしよう

そこで、普段から意識して僧帽筋を柔らかくすることが効果的です。

準備運動などで行う、リズミカルに体を伸ばす「動的ストレッチ」や、肩や首を色んな方向に動かす運動をおすすめします。

からだプランでは、医師の視点から集めた、美容や健康にいい体験(プラン)を掲載しています。

あなたに合った、楽しい運動を見つけるのに役立ててください。

からだプランおすすめの運動一覧はこちら

 

 

☆いつでも重要な「食事」と「睡眠」

運動だけではなく、食事と睡眠も重要です。

食事をバランスよくしっかりとる事で、アミノ酸がたんぱく質に変わり、筋肉がしっかりつき、強くたくましくなります。

睡眠によって、身体はしっかりと回復し、次の日に力を発揮できるようになります。

運動、食事、睡眠これら3つがまとまって生活習慣です。

 

肩こり解消には、生活習慣の改善も大事。

からだプランを活用して、健康な身体を目指してくださいね(*´▽`*)

 

 

☆最後に

お楽しみ頂けましたか。からだプランは、沢山の人に「医学を楽しんでもらう」ためのホームページです。「からだプラン」というのは、人それぞれに合った、理想の「からだ」を「プラン」するという意味です。なんて可愛いネーミングなんでしょう(*´▽`*)笑 ですので、いつもこんな感じでコラムを書いています。

 

「医学って面白いじゃん!」
「美容や健康で、手軽に役立つ情報はないかな?」
「お医者さんや医療従事者の観点で医学を楽しみたいな♪」
「困っている人に教えてあげる知識を身に着けたいな!」

 

こんな方に喜んでもらえるように、からだプランはこれからもコラムを書いていきます。興味があれば、他のコラムも読んでみてくださいませ(^◇^)

→ 健康コラム一覧はこちら

 

また、コラムを読むだけじゃなくて、「実際に身体を動かして理想の身体を目指したい!」という方に向けて、プラン(体験)も予約できるようになっています。初心者でも楽しめる体験や、お子さんと一緒に参加できる体験など、様々なプラン(体験)を集めています。興味があれば、そちらも覗いてみてくださいませ(*´▽`*)

→ プラン(体験)一覧はこちら

 

以上、医学を楽しむホームページ「からだプラン」でした!最後まで読んで頂き、有難うございました。今後ともどうぞよろしくお願いします(^_^)

 

からだプランでは、プラン(体験)の掲載希望の事業者様を募集しております。「掲載希望の方へ」から、お気軽にお問い合わせください。個人事業の方でも構いません。どしどし、お待ちしております。

 

講演、執筆、取材、事業に関してのお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」からお願い致します。

 

他の記事を探す

※空白文字だけでは検索できません