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《医師直筆》五月病はうつ病に発展する?症状について解説!

五月病(6月病)という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、実際に五月病になったことがない人は、具体的にどのような症状が出るのか気になるところです。

 

そこで、五月病とはどんな症状が出るのかを紹介したいと思います。

 

■五月病(6月病)の症状は心にも体にも出る!

五月病(6月病)の症状は、心にも体にも出ることが多いです。それぞれどのような症状が出るのか見ていきましょう。

 

〇心の症状

五月病(6月病)の症状としてまず挙がるのが心の症状です。以下のような心の症状がある場合、五月病の可能性が高いです。

 

・やる気が起きなくなる

・人と会うのが億劫

・マイナス思考に陥りやすくなる

・焦燥感や不安感を抱く

・イライラ

・周囲への無関心

・仕事でミスが増えたり効率が悪くなったりする

 

五月病は、このようなうつ症状に似た症状が出ます。

 

〇体の症状

心の症状と併せて出るのが、体の症状です。以下の症状が五月病の体の症状です。

 

・食欲がわかない

・動悸

・腹痛

・夜なかなか寝付くことができない

・朝起きられない

・不眠

・めまい

・頭痛や肩こりが起こりやすくなる

・免疫力が低下し風邪をひきやすくなる

 

体の症状は、普段から起こる症状も多く含まれるため、五月病(6月病)の症状か判断が難しいものもあります。

 

しかし、五月病の場合の動悸や腹痛は、通学や通勤時間になると症状が出る人、通学や通勤途中で学校や会社が近づくにつれて症状が出る人がいます。

 

■五月病(6月病)の症状が出やすい人

五月病の原因でもある環境の変化を同じように経験していても、五月病になる人とならない人、症状が軽い人と重い人がいます。この違いは一体何なのでしょうか。

 

五月病の症状が出やすかったり、症状が重くなってうつ病に発展しやすかったりするのは以下のようなタイプの人です。

 

・責任感が強い人

・几帳面な人

・完璧主義の人

・忍耐力が強い人

・理想を掲げている人

・おとなしい性格の人

・感情を表に出すのが苦手な人

 

このようなタイプの人たちは五月病の症状が出やすかったり、症状が悪化してうつ病に発展したりする傾向にあるようです。

 

■五月病の症状はいつまで続くのか?

五月病と呼ばれるだけに、五月病の症状は5月中に改善すると思われがちですが、そうでもないようです。

 

以前は一過性のものと考えられ、環境に適応することで症状も元に戻ると言われていましたが、最近は症状が長く続くことも多く、半年以上も症状が続くことがあるようです。

 

なかなか症状が改善しない場合は、うつ病の可能性も考えられますし、5月だけでなく6月に五月病と土曜用の症状が現れる6月病もあります。

 

■まとめ

五月病(6月病)の症状は、無気力感やマイナス思考といった心の症状と、さまざまな体調不良が特徴です。

 

症状の出方は人それぞれで、軽い症状の人もいれば重い症状が出る人もいます。

 

5月病の症状は一過性のものと考えられていましたが、最近は症状が長引く人も多く、症状が悪化するとうつ病に発展するので注意が必要です。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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