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《医師直筆》五月病って一体何?五月病の症状について解説!

五月のゴールデンウィークを過ぎた頃になると「五月病」という言葉をよく耳にします。

 

五月病になると、「やる気がなくなる」「学校や仕事を休んだり辞めたくなったりする」というイメージが強いですよね。

 

また、五月病の時期が過ぎたころに6月病を発症する人もいます。

 

この6月病も5月病と同じような症状なのですが、実際のところ五月病(6月病)とはどんな病気なのでしょうか。

 

五月病(6月病)について詳しく紹介します。

 

■五月病(6月病)とは適応障害の可能性が高い

五月病(6月病)とは、ゴールデンウィーク後、或いはもう少し先の6月頃から、学校や会社に行きたくなくなる、授業や仕事に集中できない、気分が優れないといった症状が出ることから五月病(6月病)と呼ばれていますが、これはあくまでもメディアから派生した言葉です。

 

医学的には「適応障害」と診断されることが多いです。

 

■五月病(6月病)の症状は?

五月病(6月病)の症状は、不安感や焦燥感を抱いたり、無気力状態になったり、興味や意欲を失ったりする精神的な症状と、食欲不振や睡眠不足、めまい、動悸といった体の症状が出ます。

 

■こんな人が五月病(6月病)になりやすい

五月病(6月病)は、誰でもかかる可能性がある病気ですが、特にかかりやすいのが大きな環境変化があった学生や社会人です。

 

学生も社会人も、大きな目標を達成し、春から新たな環境に身を置いています。

 

そのため、燃え尽き症候群のようになったり、ストレスが溜まりやすくなったりしていて、五月病(6月病)にかかりやすいと言われています。

 

また、性格が几帳面で真面目な人や、責任感が強い人などもかかりやすいタイプです。

 

こういったタイプの人は、1人で全てを抱え込んで、ストレスを溜めがちなので注意が必要です。

 

■五月病(6月病)にかからないためには

五月病(6月病)にかからないためには、ストレスを溜め込まないことが大切です。

 

趣味や運動に励むことでストレスを解消することができます。また、規則正しい生活も大切です。

 

睡眠不足や不規則な生活は、体だけでなく心の健康をも損ないかねません。

 

そして、「五月病(6月病)かも?」と思ったら、できるだけ早く医師の診察を受けてください。

 

受診するのは精神科や心療内科が良いでしょう。

 

深刻な状態になる前の、早めの受診がおすすめです。

 

■五月病と6月病は違うの?

最近は6月病という言葉も耳にしますが、五月病と6月病の症状は同じです。

 

五月病は主に新入学の大学生を中心とした学生の間で見られ、6月病は五月病と同様の症状が、6月に社会人に多く見られることから6月病と呼ばれるようになりました。

 

■まとめ

五月病(6月病)とは、精神的にも肉体的にも不調をきたす、医学的には適応障害と診断されることが多い病気の一種です。

 

特に、大きな環境の変化があった新入生や新社会人が、5月~6月頃に症状が出やすいことから、五月病や6月病と呼ばれています。

 

ストレスを溜め込まず、規則正しい生活を送ることで五月病を予防することができますが、万が一五月病のような症状が出た場合は、できるだけ早く医師の診察を受け、深刻な状態にならないように注意してください。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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