病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《医師直筆》健康診断でメタボの基準に引っかかった方への話


こんにちは!

 

からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は、内科医として働いています。

 

今回はメタボリックシンドローム、いわゆるメタボに焦点を当ててみたいと思います。




☆肥満と肥満症とメタボリックシンドローム

肥満と肥満症とメタボリックシンドローム、どれもよく聞く言葉です。

 

実は、この3つは、全部意味が違うんです。

 

まずは、この3つの違いをご紹介しましょう。

 

BMI

本題に入る前に、3つの違いを語るのに欠かせないBMIを説明いたしましょう。

 

BMIとは、広く世界で用いられる肥満度を表す体格指数のことです。

 

測り方は簡単です。

 

BMI = 体重(kg)/身長(m)の2乗

 

この値によって肥満かそうでないか判断されます。

 

肥満、肥満症

さて皆さま、BMIの値はいかがでしょうか?

 

それでは、本題に入ります。

 

医学的には、このBMIの値が25を超えると、医学的には肥満であると診断されます。

 

ちなみに、BMIの値が18.5未満であれば、痩せすぎと診断されます。

 

また、肥満症とは、BMIが25以上で肥満と診断された方で、肥満が健康に悪影響を及ぼしている状態を指します。

 

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(メタボ)という言葉は、最近認知されるようになりました。

 

後ほど診断基準を書きますが、高血糖状態と脂質異常、内臓脂肪の三つの指標を使います。

 

この高血糖と脂質異常症が複合することで、それぞれ一つづつよりも、さらに動脈硬化のリスクを上昇させる、という考え方がもとになっています。

 

また、メタボリックシンドロームは、『内蔵脂肪型肥満』と呼ばれる事もあります。

 

それでは、そもそも、内臓脂肪とは、何でしょうか。

 

名前の通り、内臓の周りに蓄積する脂肪ですが、皮下脂肪よりも高血糖や脂質異常症に直結しやすいとされています。

 

また、高血糖や脂質異常症は、動脈硬化、そして冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)のリスクを上げることが知られています。




☆診断

肥満症とメタボリックシンドロームの関係について、軽くご説明させていただきました。

 

メタボリックシンドロームを診察する事で、肥満症の中でも特に注意しなければならない動脈硬化の予防、早期発見ができます。

 

ここでは、どのようにしてメタッボリックシンドロームと診断するかをご紹介しましょう。

 

高血圧

〇最高血圧が130mmHg以上

〇最低血圧が83mmHg以上

 

これらいずれか一方、もしくは両方を満たすと高血圧であると診断されます。

 

高血糖

空腹時の血糖値が 110mg/dL以上の場合に、メタッボリックシンドロームでは高血糖と診断します。

 

この値は糖尿病では『境界型』と分類されます。この境界型は、糖尿病予備軍としても知られています。

 

脂質異常

中性脂肪が 150mg/dL以上

HDLコレステロール 40mg/dL未満

 

これらのいずれか一方、もしくは両方を満たす時脂質異常と診断されます。

 

メタボリックシンドロームには、HDLコレステロールが減少するという特徴があります。

 

内臓脂肪の蓄積

腹囲を測る事で、内臓脂肪の蓄積を測ります。

 

臍の高さでの内臓脂肪の断面積が100㎠で、内臓脂肪の蓄積と判定されます。

 

内臓脂肪の面積を図るにはCT検査が必要なので、より簡便な腹囲での計測を目安にしています。

 

すなわち、内臓脂肪の断面積が100㎠となる腹囲を、その基準としているのです。

 

男性 85cm以上

女性 90cm以上

 

この数値となった時、内臓脂肪が蓄積していると判定されます。

 

女性のほうが基準が高いのは、もともと皮下脂肪が多いため、とされています。




☆痩せているから大丈夫?

メタボリックシンドロームの診断では、肥満の診断基準であるBMIではなく、腹囲を計測します。

 

これには明確な意味があります。

 

それは、メタボリックシンドロームは、体重や見た目に現れにくい内臓脂肪が原因だからです。

 

腹囲を計測する事である程度の内臓脂肪の蓄積を知ることができます。

 

ですが、太っているように見えなくても、メタボリックシンドロームと診断される事は珍しくありません。( ゚Д゚)

 

いわゆる「隠れ肥満」です。




☆原因

原因として最も一般的なものは、食事です。

 

一日で消費するエネルギーを越す食事を取ることで、肥満はどんどん進行します。

 

特に、不規則な生活による食事時間の乱れ、やストレスによる過食は肥満を引き起こし、様々な生活習慣病の原因となります。




☆予防

食事

肥満の多くは、食事を改善する事で解消されます。

 

また、炭酸飲料や外食などを減らし、規則正しい食事時間を設けるだけでも効果はあるでしょう。

 

また、アルコールは自制心を緩めるので、ほどほどにしましょう。

 

ストレス

「こんなの分かってるよ!」という人も多いですが、ダイエットが続かない原因の一つは、ストレスです。

 

このストレスをいかに解消するかは、健康的な生活の重要なポイントになります。

 

ですから、飲酒や食事以外でストレスを解消する方法を探すことを始めてほしい、と思っています。

 

からだプランでは、「運動」をお勧めしています。

 

運動

運動は食事と並び、肥満解消の基本とされることが多いです。

 

自分とあった運動を見つけることができると、ストレス解消とエネルギー消費を同時に行うことができます。

 

興味を持ったらドンドン試して、自分にあっている運動を見つけることをオススメします。




 

自分で運動を続けるのが難しい人は、最近は家にいてもヨガを教えてもらえるサービスもあります!

 

興味のある人は覗いてみてはいかがでしょうか!?

 

<詳しくはこちらをクリック>