病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《歯科衛生士直筆》虫歯は遺伝する?食べ物やキスでうつる?

皆さん、こんにちは。からだプランの峯岸です。

 

普段は歯科衛生士として働いています。

 

先日、患者さんから「虫歯は遺伝だと聞いた事があるのですが本当ですか?」と聞かれましたので、コラムを書きたいと思います。




☆虫歯を引き起こす遺伝子は見つかっていない

直接虫歯を引き起こす遺伝子は見つかっていません。

 

親が虫歯を患っているからといって、その子供も必ず虫歯を患うということはありません。

 

虫歯の原因は4つの要素があると言われています。

 

具体的には歯質、細菌、食事、時間です。

 

細菌は生後に感染するものですし、食事や時間も生活習慣に由来する要素といえます。

 

 

☆唾液感染する虫歯菌

虫歯は細菌に感染することから始まる病気です。

 

この原因となる虫歯菌は、唾液によって感染すると言われています。

 

虫歯菌の初期感染は母子間で起こるケースが多いです。

 

では、どのように母子感染に至るか見ていきましょう。

 

過度なスキンシップ

赤ちゃんを見ていると可愛くてついキスをしたくなりますよね。

 

しかし、これは口から口へ虫歯菌が感染する原因となってしまいます。

 

スプーンやお箸の共有

これも食事の際にやってしまいがちな行動です。

 

しかし大人が使用したスプーンやお箸から、間接的に虫歯菌が感染する原因になります。

 

食べ物の口移し

大きな食べ物や硬い物を食べやすいように、親が柔らかく噛み砕いてから食べさせる、熱い食べ物の温度を一度口で確かめて与える、など、これらも虫歯菌が感染する原因となります。




☆虫歯になりやすい体質は遺伝する

虫歯は遺伝しませんが、虫歯になりやすい体質は遺伝することがあります。

 

イメージが湧きにくいかもしれませんが、例えば、遺伝によりエナメル質が薄い場合があります。

 

歯の表面を覆っているエナメル質が薄いと、簡単に傷ついてしまいます。

 

その傷に虫歯菌が感染し、結果として虫歯を引き起こしてしまうのです。

 

つまり、親から引き継いだ遺伝子によって虫歯体質が決まるともいえますね。

 

これを言い換えると、「虫歯が遺伝する」なんて言われれるということですね(*´▽`*)




☆虫歯になりやすい習慣とは

ここでは虫歯になりやすい生活習慣・食習慣をあげていきます。

 

間食が多い

ちょっと難しい話なのですが、食事と食事の間隔が短いと、削れた歯の再生を促す再石灰化を行う時間がなく、虫歯リスクが高まります。

 

歯磨きがいい加減

雑に磨いていたり、歯を磨かなかったりすると歯に付着した汚れをきれいに取りきれず、虫歯につながります。

 

寝る前の食事

寝ている間は唾液の量が減るため、虫歯菌が繁殖しやすい状態です。

 

できるだけ寝る前には食事をとらないことも虫歯予防につながります。

 

柔らかいものばかり食べる

柔らかいものばかりの食事は、唾液の分泌量を減少させ、口の筋肉を衰えさせます。

 

筋肉をあまり使わずに食事をとると、が発達しにくい傾向があります。

 

狭いスペースに歯が並び、歯並びが悪くなるので、歯垢がたまりやすく虫歯になりやすい状態になります。