病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

吐き気が起きたときの対処の仕方を知っておこう!

吐き気は嘔吐になる前のムカムカした状態で、嘔気や悪心とも言いますが、吐き気の症状が出るととてもつらいですよね。何とか吐き気を抑えたい!と思いますし、吐き気をもよおさないようにしたいと思います。

 

今回は、吐き気が起きたとき、どう対処すればよいか、また吐き気が起きる原因となる病気についても解説します。

 

■吐き気の原因と対処の仕方について

 

吐き気の原因はいくつもあります。その中でも、日常的に自分で対処できる吐き気について、その原因や対処法について、ご紹介していきます。

 

〇片頭痛による吐き気

片頭痛では吐き気を伴うことが多いものです。片頭痛になりやすい方は、

・ストレスをためない

・睡眠をしっかりとる

・まぶしい光や強いにおいがするものを避ける

などの対処をしましょう。

 

〇脱水からくる吐き気

脱水症状が起きると、早い段階で吐き気が起きます。水分や塩分が足りていないと感じたときに吐き気があれば、意識障害などを起こさないよう早めに水分・塩分補給などの対処をしてください。

 

〇アレルギーからくる吐き気

食物アレルギーは、子供だけに起こるものではありません。大人になってから発症すると、アレルギー症状だと気付かないこともあります。食事のあと、口のイガイガ感・吐き気・腹痛などが何度も起きている場合は、アレルギーである可能性があるので、一度検査してもらうことをおすすめします。

 

〇生理痛からくる吐き気

生理中に子宮を収縮させる働きがある「プロスタグランジン」という物質が過剰に分泌されてしまうと、胃も収縮してしまうため、吐き気を起こすことがあります。過剰分泌を防ぐためには、

・身体を冷やさない

・ストレスを抱え込まない

などの対処を行いましょう。

 

〇薬による吐き気

抗がん剤・ジギタリス製剤・テオフィリン・造血剤などの薬の副作用で吐き気が起きる場合があります。また、抗うつ剤・血圧降下剤・鎮痛剤・抗生剤などでは、空腹時に飲むと吐き気が強くなる場合もあるので、飲むタイミングなどに注意してください。

 

〇ストレスからくる吐き気

ストレスを感じることが多くなると自律神経のバランスが崩れやすくなり、吐き気に繋がってしまいます。旅行にでかけたり趣味に没頭したり、自分にあったストレス解消法を見つけて、リラックスできるようにしましょう。

 

■病気別で吐き気の対処の仕方は違うの?

 

吐き気は、対処次第で良くなる場合が多いですが、病気が原因で吐き気が起きている場合は、しばらく様子を見ても大丈夫な時と、すぐに対処して病院へ行かなければいけないものがあります。

 

暴飲暴食をしたあとの急性胃炎や、めまいなどが伴うメニエール病、脂っこいものを食べた後に起こりやすい胆のう炎や胆石症などで起きた吐き気は、しばらく様子をみても大丈夫です。

 

○すぐにでも受診が必要な吐き気

吐き気が酷くなる、また吐き気以外に嘔吐や発熱などの症状がでるときは病院へ行きましょう。

 

・脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・脳腫瘍などの脳の病気で吐き気が起きている場合

吐き気だけでなく、激しい頭痛や呂律が回らない、手足がしびれるなどの症状なども出ます。

 

・頭を打ったあとに吐き気が出てきた場合

 

・狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気

胸が締め付けられるような感じや冷や汗が出るようなときは、すぐ病院へ行ってください。

 

・急性虫垂炎(盲腸)や腸閉塞

発熱や激しい腹痛の症状も出ます。

 

・緑内障

目の病気で、嘔吐や激しい眼痛が起こります。

 

これらはなるべく早く病院へ行って、検査をする必要がある病気です。

 

■まとめ

 

吐き気はいろいろな原因で起こります。すぐに治まれば問題ありませんし、ご紹介した対処法で良くなるようなら、大丈夫でしょう。

 

しかし、吐き気が続いたり酷くなったりした場合は、命の危険がある病気かもしれません。脳や心臓の病気は、若い方でも罹ることがあります。迷わず、病院へ行くようにしてくださいね。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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