病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

吐き気が続く時に考えられる病気とは?

車酔いや食べすぎてムカムカするなど、一時的な吐き気は原因が分かりやすいですが、吐き気が続く場合、自分では原因が分からず、不安になることもあるのではないでしょうか。

 

吐き気が続く場合は、病気を疑う必要があるので、早めに医療機関を受診することが必要ですが、今回は、吐き気が続く時に考えられる病気にはどのような病気があるのかについて紹介します。

 

■吐き気が続く…どんな病気が原因になるの?

 

吐き気が続く場合は、消化器に原因がある場合、消化器以外に原因がある場合が考えられます。

 

○消化器に原因がある場合

吐き気が続く場合で、胃や腸などの消化器に原因があると考えられるのは、以下のような病気が考えられます。

 

・急性胃炎、慢性胃炎

・胃潰瘍、十二指腸潰瘍

・胃がん

・逆流性食道炎

・感染性腸炎(出血性大腸炎、食中毒)

・腸閉塞

 

この中でも特に吐き気がひどいのが腸閉塞です。腸閉塞は吐き気だけでなく、実際に嘔吐の症状も起こります。胃がんも吐き気が続きますが、最近は内視鏡検査で初期の胃がんを発見できるようになったので、吐き気が続く症状が出ないまま治療に進むケースが増えています。

 

○消化器以外に原因がある場合

吐き気が続く場合で、消化器以外に原因があると考えられるのは、以下のような病気が考えられます。

 

・脳腫瘍

・偏頭痛

・脳出血

・髄膜炎

・心筋梗塞

・糖尿病

・メニエール病

 

消化器以外に原因があると考えられる吐き気が続く病気の中には、命に関わるような重い病気もあるので注意が必要です。軽い吐き気であっても、その原因が胃腸ではないと思ったら、早めに病院を受診してくださいね。

 

■病気以外の原因で吐き気が続くケースもある

 

吐き気が続くからといって、必ずしも病気だということはありません。吐き気が続く原因で、病気以外に考えられるのは以下のとおりです。

 

・薬の副作用

・ストレスによるもの(拒食症や過食症も含む)

・妊娠時の「つわり」

 

病気以外が原因であっても、症状がひどければ受診することをおすすめします。

 

薬の副作用による吐き気は、薬を中止することで症状が治まることがありますが、薬を勝手に中止するのは危険なので、必ず医師に相談するようにしてください。吐き気が起こりにくい薬に替えてもらうことも可能です。

 

■まとめ

 

そのうち治まるかと、ついつい様子見をしてしまう吐き気ですが、吐き気が続く場合は必ず病院を受診するようにしてください。なぜなら、重大な病気が隠されている可能性があるからです。

 

ただし、今回紹介している病気は、吐き気以外の症状が伴いますので、吐き気以外の症状にも注意してください。病院を受診すれば、問診や検査などによって原因を突き止めてもらうことができますし、早く治療に進むことができます。

 

なるべく早く不快な症状を解消するためにも、吐き気が続く人は、早めに病院を受診しましょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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