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気をつけたい感染症「ノロウイルス」の恐ろしさとは?

2018年、映画「カメラを止めるな!」が注目され「感染力が高い」と評価されています。

 

さて、感染というとさまざまな病気がありますが、「ノロウイルス」もその一つです。

 

ゾンビほどは怖くないかもしれませんが十分に恐ろしいノロウイルスの基本的な知識について解説します。

 

■ノロウイルスとは?

「ノロウイルス」とは、ウイルス性胃腸炎の原因として知られている感染性の高いウイルスのことです。

 

そんなノロウイルスの感染よって引き起こされる感染症を「ノロウイルス感染症」といいます。

 

ウイルスの性質が明らかになったのは比較的最近であり、平成9年から新たに食中毒の原因物質として加えられるようになりました。

 

食品からの感染(感染経路)が知られていますが感染者の嘔吐物や便にもノロウイルスが含まれているため、二次感染が起きやすいのです。

 

また、わずか10~100個のノロウイルスが体内に侵入しただけでも感染してしまうという、感染力の高さも脅威となります。

 

■ノロウイルス感染症の症状

ノロウイルスに感染すると、主に以下の症状を呈することが多いです。

・腹痛

・下痢

・吐き気、嘔吐

・発熱(37~38度の微熱が多い)

・筋肉痛

・頭痛

 

ただし、ノロウイルスに感染しても特に症状が出ないこともあります。

 

その場合でも便中にウイルスを排出することがあり、これを「不顕性感染」と言います。

 

無症状でも感染自体はするため、身近な人に症状がある場合は自身も感染している可能性があります。

 

症状が無いため、無自覚な状態でノロウイルスの感染源になる場合があるのです。後述する好発時期には特に注意が必要です。

 

■ノロウイルスの感染経路と感染しやすい時期

ノロウイルスの感染経路は、主に2種類に大別されます。

 

1つ目は「食べ物」に関する感染経路で、これはさらに「貝類などによる感染」と「感染者の接触した食材・食器からの感染」に大別されます。

 

特に後者の場合、学校給食など多数の人に触れる食物に触れる機会のある人が感染源となることで集団感染を引き起こしやすいという特徴があります。

 

2つ目は「嘔吐物・便」からの感染です。基本的に接触感染となりますが、吐瀉物や便が乾燥すると空気中に飛沫が舞い散り、飛沫感染を引き起こす可能性もあります。

 

ノロウイルスはインフルエンザと異なり、年中通して発症例が見られています。

 

ただし、発症しやすい時期としては、統計上は11月~1月ごろが挙げられています。この時期は近しい人の症状に気をつけて、感染しないように注意しましょう。