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ノロウイルスは洗濯して解決できる?ノロウイルス対策の洗濯方法とは?

ウイルスは微細な存在であり、目に見えなくてもさまざまなところに付着しています。

 

衣類や布団などの身近な布類もそうですが、そうした物品の洗浄としては「洗濯」がオーソドックスです。

 

そこで、ノロウイルスを洗濯で対策するために必要なことについて解説します。

 

■嘔吐物が付着した衣類等は洗濯注意!

ノロウイルス感染者が嘔吐した物が付着した布類は、ノロウイルスの感染源になります。

 

そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗濯してしまうと、他の衣類や洗濯機にウイルスが付着して一気に拡散してしまうのです。

 

家族の衣類もそうですが、集団感染が発生する可能性があるような店舗・施設等では特に注意が必要になります。

 

■ノロウイルスが拡散しないための洗濯方法

ノロウイルス感染者が使用して汚れた衣類やタオルなどは、丈夫なビニール袋に入れて洗面所や浴室に運びます。

 

運搬中も感染のリスクが懸念されますので、マスクと手袋をした上でバケツを使って水洗いしましょう。

 

次に、薄い塩素系の消毒液に1時間ほど浸して消毒します(85~90度で90秒以上加熱するのもOK)。

 

その後、洗濯機で洗濯しましょう。

 

なお、対象となる衣類・布製品の中には、上記の処理によって傷んでしまうものも含まれています。

 

その場合はもったいないですが廃棄しましょう。

 

消毒作業などで使用した手袋等と一緒にビニール袋に入れて、薄い消毒液をかけてから袋の口を縛り廃棄してください。

 

■塩素消毒できない物品の消毒方法

布団やソファ、カーペットなどの物品は、塩素系漂白剤を使用すると変色や劣化を起こしてしまいます。

 

廃棄できれば良いのですが、感染の都度廃棄するのはコスト的に問題があります。

 

まず、嘔吐物や汚物をペーパータオルなどを使って取り除きましょう。

 

このとき、対象物の水分量が多い場合には紙おむつやペットシーツ、生理用ナプキンをあてて吸い取ることをオススメします。

 

次に、ノロウイルスで汚染された場所をペットシーツを使ってカバーします。

 

このとき、防水面を下に、吸水面を上に向けてください。

 

その次に、85℃以上の熱湯を吸水量いっぱいまで注いでください。

 

この温度を保ったまま90秒以上の熱処理を加える必要がありますので、温度の低下を防ぐためレジャーシートと厚地のバスタオルを重ねた状態で放置しましょう。

 

使用したペットシーツや手袋などは、二重のビニール袋に入れて塩素系消毒剤を入れ、袋を二重に縛った上で廃棄してください。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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