病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《医師直筆》レントゲンで骨に異常が無い場合の腰痛の対策!

こんにちは。総合診療医の橋本です。からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「楽しく、正しく、自分らしく、いい身体を目指す!」をモットーに、医学をたくさんの方に知ってもらえるよう、健康コラムを書いています。

 

そしてお察しの通り、収益は全く無い状態で書いておりますので、楽しく読んでもらえると嬉しいです。

 

今回は「病院で異常なしと言われた、慢性的な腰痛の対策!」というタイトルでコラムを書いてみたいと思います。

 

分かりやすく書いていますので、是非楽しく読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

まずはいつも通り、外来でよくある会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。




患者さん
「先生、腰が痛い。」

 

橋本
「いつから?」

 

患者さん
「もうね、ずっと昔から。でも、整形外科でも異常はないと言われてしまっていて。」

 

橋本
「なるほど。そういえば、仕事って何してるんだっけ?」

 

患者さん
「あたしOLだよ。ずっと座って仕事してる。」

 

橋本
「なるほど。痛みが出てきたのって、社会人になってからじゃない?」

 

患者さん
「そう言われてみれば。仕事慣れてきたかなーって、30代入ってからだわ。」

 

橋本
「もしかしたら、それが原因かもよ!」

 

患者さん
「え、もしかして座り仕事とか運動不足のせい!?」

 

橋本
「オーイェ(ル)!」

 

患者さん
「もはや、ギャクに執念を感じるよ(´・ω・`)」

 

 

ということで、今回はよく外来に来られる悩みの一つである「背中の痛み・腰の痛み」についてご説明したいと思います。

 

簡単に説明することを意識して書いていますので、安心して読んでくださいね(*´▽`*)




 

☆整形外科、内科、循環器科、、、様々な可能性があります

背中が痛い・腰が痛い、これらが治らないという症状の原因には、様々な可能性があります。

 

例えば、次のようなものがあります。

 

脊髄腫瘍、変形性頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、尿管結石、帯状疱疹、脾腫、脊柱後湾症、脊髄損傷、脊髄梗塞、ろっ骨骨折、急性膵炎、消化性潰瘍、化膿性脊椎炎、大動脈解離、圧迫骨折やぎっくり腰、腎盂腎炎、脊柱管狭窄症、水腎症、子宮内膜症や月経困難症など様々です。

 

そしてご覧いただいた通り、大動脈解離のように誰もが分かる危険な病気の事がありますので、注意が必要です。

 

やはりその時には病院を受診し、検査をする必要があります。

 

受診する科は主に整形外科となりますが、原因によっては内科腎泌尿器科婦人科などの場合もあります。




☆レントゲンで異常なしと言われました

しかし、腰痛が辛くて整形外科に行ったにも関わらず、レントゲン写真、エコー、CTやMRI等の様々な検査をして「何もないから安心して帰っていいよ、痛み止めは出しておいてあげるね」と異常なしと診断されてしまい、トボトボ帰る経験をした事がある人も多いと思います。

 

その場合には、レントゲンに画像に写らないぐらいの小さな骨の傷があったり、背中や腰の筋肉を痛めている可能性があります。

 

その場合には、レントゲンの検査で異常なしと言われてしまう事があります。

 

このコラムでは、腰痛に悩んでいるのに、レントゲンで骨に異常が無いと言われた場合の腰痛の原因と治し方について、説明していきたいと思います。




☆骨による痛みが原因の腰痛の場合

腰痛が出始める前に、何かしらのイベントがあった場合には、骨による痛みの可能性があります。

 

例えば、背中を打ってしまって(イベント)、それから痛くなっている時などです。

 

ちなみに、そのイベントの事を、医学用語でかっこよく言うと「受傷機転」と言ったりします。

 

こんな言葉を知っていたらツウですね(*´▽`*)笑

 

さて、骨による腰痛の痛みの可能性がある場合には、骨が治るまでは絶対安静です。

 

症状が落ち着くまでは、腰の保温、保護などの効果があるコルセットを付けるのも良いでしょう。

 

もし骨折していた場合、無理をしてしまうとなかなか治らないことや、小さなヒビが大きくなってしまう事があります。

 

そういう時には、骨折した箇所が治れば、腰痛の痛みもなくなる可能性が高いと言えます。

 

そこで、もしも腰痛が無くなった場合の話をしたいと思います。

 

交通事故や大きな転倒などで腰痛になってしまったのであれば原因がはっきりしています。

 

しかし、目立った受傷機転もなく腰痛が出ているのであれば、整形外科に行ってレントゲンをとっても異常なしと言われてしまうかもしれません。

 

今後の予防のためにも骨を強くする事を考える必要があります。

 

では具体的にどうしたらいいのでしょうか。

 

少し医学の勉強をしてみましょう。

 

まず、骨はカルシウムから出来ていますので、食事でカルシウムビタミンDをとるようにする必要があります。

 

サケサンマなど、どちらもに多く含まれています。

 

しかし、一個一個覚えるのは大変なので、「海に関係したもの」と覚えましょう!

 

ちなみに、私はこの覚え方で医師国家試験を乗り越えました(^^

 

また、カルシウムを身体に取り込むためには、日光を浴びる事も重要です。

 

皮膚の下でビタミンD活性化されるからです。

はい、かわいいイラストですね(*´▽`*)

 

さらに、骨は重力の影響を受けて強くなる事が知られていますので、体を動かす事が重要です。

 

日本で働いている人にとっては、どれも難しい事ばかりなので、日ごろから意識する必要があります。




☆筋肉による痛みが原因で治らない腰痛の場合

今度は筋肉による痛みが原因で腰痛が治らない場合のお話です。

 

私が筋肉の話をする時に、いつも患者さんに説明しているのは、筋肉の「強さ」と「柔らかさ」の二つです。

 

話したいことが沢山あるので、ちょっと分けてお話します。




☆筋肉の「強さ」

筋肉の話で重要なのは、一つは筋肉の「強さ」についてです。

 

イメージをしてもらいやすいように、例えを挙げたいと思います。

 

例えば、あるラグビー選手の四郎丸選手一般の高齢男性に、同じ10㎏のお米を持ってもらうとしましょう。

 

腰痛がが出てくるのはどちらの方でしょう。

 

そうですね、恐らく高齢男性の方でしょう。

 

これは、筋肉の強さの違いによるものです。

 

強ければ強いほど、つまり、普段から鍛えていれば鍛えているほど、色々な動きに耐えることが出来るようになるという事です。

 

耐えられない時に筋肉が傷つき、痛みが出てくるのです。

 

そこで、普段から筋肉を鍛えておく必要があります。筋肉を鍛える方法は筋トレなどの無酸素運動です。

 

無酸素運動は一人でも楽しめる事なので、「運動が下手なのを見られたくない」なんて人にも是非おすすめです。綺麗な身体を作る事にも役に立ちます(*´▽`*)




☆筋肉の「柔らかさ」

今度は、筋肉の柔らかさについて説明したいと思います。

 

同様に、例えばなしを挙げて、イメージをわかせてみましょう。

 

例えば、ヨガのインストラクターをやっていて様々なポーズが出来る女性と、何十年も体を動かしていない高齢男性を比べてみましょう。

 

2人に前屈をしてもらった時に、腰痛が出てくるのはどちらの方でしょう。

 

そうですね、これも明らかに高齢男性の方に腰痛が出てきてしまうでしょう。

 

これは、筋肉の柔らかさの違いによるものです。

 

柔らかければ柔らかいほど、つまり、普段から動かしているほど、色々な動きが出来るようになるという事です。

 

無理矢理曲げたり伸ばしたりした時に傷つき、腰に痛みが出てくるのです。

 

そこで、普段から身体を柔らかくしておく必要があります。

 

おすすめは運動をする事です!

 

なんと、お風呂あがりのストレッチなど、「静的ストレッチ」と呼ばれるものは、意味がないかもしれないと、最近言われ始めているからです。

 

運動は一生もの!是非好きな運動を探してみて下さいね。




☆いつでも重要な「食事」と「睡眠」

そして最後に、食事と睡眠について説明したいと思います。

 

「食事」をバランスよくしっかりとる事で、アミノ酸がたんぱく質に変わり、筋肉がしっかりつき、強くたくましくなります

 

先程、骨の所でお話した通り、カルシウムは骨に変わります。

 

そして「睡眠」によって、身体はしっかりと回復し、次の日に力を発揮できるようになります。

 

このように、運動だけではなく食事と睡眠も重要です。

 

これらをまとめて生活習慣と言います。

 

けがをしにくい身体づくりを目指してくださいね(*´▽`*)

 




☆レントゲンで異常が無い腰痛についての動画を作りました

腰痛について、からだプランメンバーで色々語り合った動画を作ってみました。

 

ブログではニュアンスが伝わりにくい話も盛り沢山にしているので、是非覗いてみてくださいね♪