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咽頭結膜熱には目薬が有効?咽頭結膜熱の治療法について解説

咽頭結膜熱を感染すると、涙や目やにが増えます。そして、それらを拭いたタオルからも感染します。果たして、このような目の症状には目薬が有効でしょうか?

 

今回は咽頭結膜熱には目薬が有効なのかについてご紹介します。

 

■咽頭結膜熱における目の症状とは?

 

咽頭結膜熱になると、以下のような下記の目の症状を訴える人が多いです。

 

・充血

・痒み

・痛み

・目やにが増える

・涙が増える

 

最初は片方の目に症状が現れ、やがて反対側の目に出てきます。

結膜の炎症は下瞼に多く、上瞼は少ないとされています。

 

予後は良好で、基本的には目に後遺症が残る事はありません。

 

目から出る分泌物からも感染するので、タオルや目薬の使い回しは避けましょう。

 

■咽頭結膜熱には目薬が有効!?

 

現在の医学では咽頭結膜熱の特効薬と呼ばれるものはありません。

 

なので、体内のウィルスに対する抗体が作られるまで待つしかありません。

 

では一切治療はないのか?というとそうではなく、対処治療が中心になります。

 

目の症状が強い場合は眼科的治療も必要になり、目薬や軟膏を使用します。

 

■目薬をさす時の注意点

 

咽頭結膜熱になった場合、分泌物に含まれている細菌によって二次感染する恐れがあります。

 

それらを防ぐ為にも目薬が処方されます。

 

しかし、コンタクトレンズをしていない人などですと、目薬をさす機会が少ないので、うまくさせないという人もいるかもしれません。

 

そこで、正しい目薬のさし方をお伝えします。

 

〇目薬をさす前に手を洗いましょう

特に咽頭結膜熱に感染している時は当然手にも菌が付着しています。

 

目薬をさす時に手の菌が目に付着すると目薬の効果が最大限発揮されないので、目薬を使用する前は必ず手を洗いましょう。

 

手を洗った後は消毒をし、清潔なタオルで拭いて十分に乾燥させてから目薬を使用します。

 

〇目薬の容器は利き手で持つ

目薬をさす手は利き手が望ましいです。

 

親指と人差し指で容器を軽く挟むように持つと点眼しやすいですよ。

 

この時強く持ち過ぎると点眼しにくいので、容器が固定される程度で持ちましょう。

 

〇上を向き、しっかりと目を開ける

確実に薬を目に届ける為、しっかりと上を向いて目を開ける事が大切です。

 

容器を持っていない方の手で上瞼と下瞼を開けましょう。

 

慣れていない人は、点眼時に反射的に目を閉じようとしてしまうので、ここでしっかりと開けておくことがポイントです。

 

〇点眼は一滴だけにする

よく、早く治そうとするあまり何滴も点眼する人がいますが、それは誤りです。

 

人によれば多く点眼して溢れた薬と共に菌を洗い流すといった使い方をする人もいます。

 

しかし、一回の点眼量は決められており、多く点眼しても薬の無駄遣いになりますし、溢れた薬で更に瞼が荒れる場合もあります。

 

きちんと定められた量だけ点眼しましょう。

 

〇薬を目に浸透させる

点眼してすぐに顔を戻すと、目から溢れてしまうので、点眼後もしばらくは上を向いたままでいましょう。

 

その際に静かに目を閉じて薬が目全体に行き渡るようにすると効果的です。

 

■まとめ

 

咽頭結膜熱の有効的な治療法は確立されていませんが、目薬を使用する事で目の症状を緩和することができますし、二次感染を防ぐ効果も期待できます。

 

目薬を差すことに慣れていない人は最初は大変かもしれませんが、次第に慣れてきますので正しい使い方で目薬を使用しましょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


youtube動画twitter にて、医学や医療系のトピックを中心に発信しています。


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