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《医師直筆》大人の咽頭結膜熱は危険なのか、徹底解説!!

子供に多い病気というイメージの咽頭結膜熱は、夏風邪の代表的とも言える疾患ですが、実は大人も発症します。今回は大人の咽頭結膜熱の症状と対策をご紹介します。

 

■大人もかかる!咽頭結膜熱とは?

 

咽頭結膜熱とは、アデノウイルスの一種であり多くはプールの水を介して感染する事からプール熱とも呼ばれます。

 

発症の環境からか子供に多いとされていますが、二次感染などで大人にも感染します。

 

また、子供と比べて大人が発症すると重症化しやすく、抵抗力が下がっている場合は注意が必要です。

 

○咽頭結膜熱の潜伏期間

咽頭結膜熱は、感染してすぐに発症するわけではありません。おおよそ5日〜7日の潜伏期間を経て発症します。

 

しかし、当然潜伏期間中も感染はしているので、5日〜7日の間に罹患者と接触すると二次感染してしまいます。

 

○咽頭結膜熱の症状

咽頭結膜熱の症状は特徴的ですので、以下の症状が出たら直ちに検査を受けましょう。

 

▲高熱

咽頭結膜熱が発症すると、まず39度以上の熱が出ます。咽頭結膜熱が流行しやすいのはプールの時期である夏場ですが、冬場にかかることもあり、インフルエンザと間違えられやすいです。

 

▲目の充血・かゆみ・痛み

咽頭結膜熱は、結膜炎と言われている通り、目の症状が特徴です。

 

目の充血・かゆみ・痛みに続き、光が眩しく感じたり涙や目やにが多く出たりします。

 

▲喉の痛み

咽頭炎になるので喉の痛みや腫れといった症状が出ます。

 

発熱は数日で治りますが、結膜炎と咽頭炎は熱が引いても症状が続きます。

 

■大人が咽頭結膜熱にかかるとどうなる?

 

大人が咽頭結膜熱にかかる理由は、罹患した我が子の看病による感染が多く、特に抵抗力が下がっている場合は重症化しやすく病状が長引く可能性があります。

 

自分の子供が咽頭結膜熱になってしまったら、我が身を守る為の対策も行いましょう。

 

○咽頭結膜熱の二次感染予防方法

咽頭結膜熱の二次感染は、飛沫感染と経口感染から起こりますから、生活の中でも様々な所に気を配り、二次感染を防ぎましょう。

 

▲手洗いとうがいを徹底する

感染予防の基本中の基本は、手洗いとうがいです。特に罹患者や罹患者が触れた物に触った場合はその手を目や口に触れる前に手洗いをしましょう。

 

手洗いも水で軽く洗い流すだけではなく、石鹸を使い清潔なタオルで水分を残さないようにするのが大切です。

 

▲使用するタオルや食器は分ける

罹患者が使用したタオルや食器は、罹患者以外は使用しないようにしましょう。少々手間はかかりますが、洗濯も家族と罹患者は分けると感染リスクがグッと下がります。

 

■大人が咽頭結膜熱になってしまったら

 

いくら気を付けていても、咽頭結膜熱にかかる事はあります。

 

特に大人が罹患してしまったなら、これ以上感染が拡大しないようにしっかりと前述した予防対策をしましょう。

 

また、重症化しない為に栄養のあるものを摂取し安静にして体力を回復させる事が大切です。

 

■まとめ

 

咽頭結膜熱は集団感染しやすいので、家族が罹患したら最大限の注意が必要です。特に大人は日々のストレスで抵抗力が下がっている人が多いので、重症化しないように気をつけましょう。

 

日頃から規則正しい生活を心掛け、病気に負けない強い体作りをしていきましょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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