病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

腎盂炎になった!仕事って続けていいの?気を付けることはある?

腰が痛い、おまけに38度の熱が出た…。これは、単に運動不足などが原因の腰痛ではありません。腎盂炎など、内臓の病気である可能性がありますから、早めに医療機関を受診しましょう。

 

もし、腎盂炎と診断されたら、どのようなことに注意をしたらいいのでしょうか?仕事をする上で気を付けることはあるのでしょうか。

 

今回は、腎盂炎と診断された場合、普段の生活、特に仕事をする上で気をつけるべきことについてご紹介します。

 

■腎盂炎とはどんな病気?

 

腎盂とは腎臓の中にあり、尿を貯めておく場所で、腎盂炎とは、なんらかの原因で腎臓や腎盂が細菌に感染して発症する病気です。

 

特に女性は尿道が短いため、細菌に感染しやすい傾向があります。発熱や背中・腰の痛み、腹痛、排尿時の痛みなどが症状です。予防としては、水分を十分にとってトイレを我慢しないことが大切です。仕事によってはそれが難しい場合があるかもしれません。

 

■腎盂炎と診断された!仕事をする上で気をつけるべきこととは?

 

腎盂炎と診断された場合、

・熱がある

・だるい

・「仕事は休んだほうが良いですよ」と医師に言われた

というようなときは、仕事はお休みしたほうが良いです。

 

仕事をする場合、こまめに水分を摂取することとトイレを我慢しないことが大切ですが、接客の仕事をしている方などは、持ち場を離れて水を飲んだり、頻繁にトイレに行ったりするのは気が引けまるかもしれません。

 

実際、若い女性に膀胱炎や腎盂炎が多いのは、「トイレに行きたい」その一言が言えないせいかもしれません。

 

しかし、腎盂炎を長引かせてしまうと慢性化する可能性があります。上司や同僚に病気について説明をして、協力してもらいましょう。

 

我慢して再発してしまうよりは、少しの努力で健康を保つことの方がいいと思いませんか?

 

■腎盂炎になった!どんな治療を受けるの?

 

軽度の急性腎盂炎の場合、抗菌薬を処方してもらい、そのお薬を飲むことで症状は改善します。1〜2週間の投薬治療を行うのが一般的で、一定期間後に受診し、尿検査で再発していないかを確認します。

 

症状が治まったとしても、自己判断で薬をやめると完治しないことがあり、再発を繰り返し、慢性化すると腎臓の機能が弱まります。

 

最悪の場合は、透析が必要になってしまうこともあるので、医師の注意を守り、処方されたお薬は飲み切るようにしましょう。

 

また、腎盂炎を慢性化させないためには、一度で完全に治してしまうことが大切です。腎盂炎の症状が良くなり、仕事に復帰した際も再発することが無いように注意が必要です。

 

■まとめ

 

腎盂炎になってしまい仕事を休むと、周りの人に迷惑をかけてしまうことになります。すると、そのことでさらにストレスを抱え込むことになり、つらいですよね。

 

しかし、病気は体からのメッセージです。普段の生活で自分の体に負荷をかけていたのではないかと反省する機会を与えてくれます。体に異変を感じたら、早めに病院に行くようにしましょう。

 

また、慢性化すると大変です。

・腎盂炎でつらい場合は、仕事はお休みする

・復帰した後も症状を悪化させないように気を付ける

・再発しないように気を付ける

以上のことに気を付けて過ごすようにしてくださいね。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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