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《医師直筆》風疹ワクチンについて気になることを総まとめ!

近年流行している風疹を予防するために、ワクチンの注射を考えている方も多いと思います。料金や副作用、抗体ができるまでの時間など、風疹のワクチンについて気になること・知りたいことも多いのではないでしょうか?

 

今回はそんな風疹ワクチンの気になるアレコレをまとめました!

 

■乾燥弱毒性風疹ワクチンと乾燥弱毒性風疹麻疹混合ワクチン

 

乾燥弱毒性風疹ワクチンとは、風疹ワクチン単体のワクチンで、他に混合されていません。乾燥弱毒性風疹麻疹混合ワクチンは、風疹ワクチンの他に麻疹のワクチンが混合されています。

 

〇2つのワクチンの共通点

どちらも1回から2回予防接種を受けることができます。予防接種を受けてから2週間で抗体が付き、20~30年、抗体は持続します。

 

▲軽い副作用

注射したところが赤くなったり腫れ上がったりします。しこりのようになってしまうこともありますが、いじらずに様子を見てください。ほとんどが時間とともに良くなります。

 

また、体に発疹ができたり、発熱したりといった副作用が出ることもあります。

 

こちらも良くなることがほとんどですが、良くならない時や悪化している場合は、注射を受けた病院に相談しましょう。

 

▲重篤な副作用

極めてまれではありますが、薬に対してアレルギー反応が出ることがあります。呼吸がしにくくなるような症状は危険ですので、すぐに病院を受診してください。

 

■風疹のワクチンの注射ができない人

 

ワクチンの注射を希望する時、気を付けなければいけないことがあります。

 

使用するワクチンによって違いますが、使ってはいけない場合があるのでよく確認しなければなりません。

 

まず、アレルギーがある人は要注意です。特に卵アレルギーや薬のアレルギーがある人は必ず医師に報告してくださいね。

 

持病がある方、治療中や飲んでいる薬がある人も薬の内容や持病についてよく医師に話してください。

 

免疫機能が低下してしまうような病気をお持ちの方や、そういった作用のある薬を内服している方は、予防接種を受けることができません。

 

妊娠中の女性や予防接種を受けたい日に発熱している人も風疹のワクチンは打つことができません。

 

もしご自身がこれらに当てはまるかわからない・自信がないという人は、一度かかりつけの病院や予防接種を受けようと考えている病院に相談してみましょう。

 

■料金について

 

日本政府の方針で、2022年3月末まで39~56歳の男性は無料で抗体検査と予防接種を受けることができます。妊娠を希望している女性やその家族に対しても、多くの自治体が無料または自己負担額の割引を実施しています。

 

これらに該当しない場合は、病院とワクチンの種類によって様々ですが、5千~1万円の自己負担が必要とされることが多いです。

 

■まとめ

 

風疹の予防に高い効果が期待できるワクチンですが、予防接種を受ける際には色々と注意することが多いです。

 

ご自身で判断が難しいという場合は、病院へ相談してみてはいかがでしょうか?不安や疑問を解消する一番の近道です。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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