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《医師直筆》風疹の初期症状を見逃さないようにしましょう!

風邪かもしれないと思っていたら実は風疹だった!という患者さんは少なくありません。

 

風疹は自分が辛くない限り、多くが放っておいても治る病気です。しかし感染力が強く、周囲の人に感染をあっという間に広げてしまいます。

 

今回は初期症状や注意点をまとめましたので、ぜひご覧ください。風疹の初期症状をきちんと理解しておくことで、自分が風疹にかかっていることにいち早く気が付くことができます。

 

■風疹の初期症状

 

風疹は2~3週間の潜伏期間を経た後に、症状が現れます。

 

「あれ?風邪を引いたかな?」と思うような症状から始まり、体がだるくなったり、咳やくしゃみが出たりと、風邪の引き初めによく似た症状です。

 

その後、熱が出て顔から体全体にぽつぽつと発疹が現れます。喉やリンパ節が腫れるので、のどに痛みを伴います。この3つの症状(①発熱②発疹③のど・リンパ節の腫れ)は風疹の最も特徴的な症状です。

 

子供よりも大人がかかる方が重症化しやすく、高熱がしばらく続くこともあります。

 

子供が風疹にかかった時も、大人と同じ初期症状が現れますが、比較的症状は早めに回復していきます。3日程で治まることが多いので、3日はしかとも呼ばれています。

 

■特に妊婦さんへ移さないように気を付けて

 

風疹になってしまった家族やご自身の回復も大切ですが、風疹はそれと同じくらい、場合によってはそれ以上に他者への感染に気を配らなければなければなりません。

 

特に気を付けなければならないのは妊婦さんへの感染です。

 

妊婦が感染してしまうと「先天性風疹症候群」にお腹の中の赤ちゃんがかかってしまうことがあります。

 

家族や職場などの身近に妊婦がいる場合は、近づかないように気を付けてください。初期症状が現れたらすぐに部屋を分ける、仕事を休むなどの対策を取りましょう。

 

■風疹の初期症状が現れたら

 

風疹の初期症状を確認したら、できるだけ早めに病院へ行くことをおすすめします。

 

病院へ行ったからといって、早く治る病気ではないのですが、「自分が風疹だと知ること」が何より大切です。

 

受診して検査を受けてみて、風疹でなければ何よりですが、風疹であった場合はすぐに周囲の人への感染予防を考慮することを忘れないようにしましょう。

 

もちろん風疹の初期症状の時点で受診しておくことで、かゆみや熱といった辛い症状を和らげることもできます。

 

早めの受診によって回復までできるだけ症状を軽くすることができるので、自身のためにも早く医療機関に行ったほうが良いです。

 

■まとめ

 

風疹になってしまったら、さらなる感染を防ぐことが求められますから、自分が風疹にかかってしまったことに、早く気づけなければなりません。

 

風疹の初期症状らしい症状が出たら、なるべく早く病院を受診し、妊婦さんや移したくない人には近づかないようにしましょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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