病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《医師直筆》しみとソバカスは違う?増えた時の対策と治し方

 

こんにちは。

 

からだプラン代表の橋本です。

 

普段は内科医として働いています。

 

からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。

 

そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「もっと医学を楽しもう!」をモットーに、医学をたくさんの方に楽しんでもらえるよう、健康コラムを書いています。

 

今回は「しみとソバカスのバカやろう!皮膚科の医学も楽しんで」というタイトルでコラムを書いてみたいと思います。

 

最近は、綺麗になりたいという女性も多く、しみやそばかすについての話題が増えて来たように感じます。

 

そこで今回は、しみ・そばかすについての知識と、その対策や治療について説明したいと思います。

 

分かりやすく書いていますので、是非楽しく読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

まずはいつも通り、外来でよくある会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。





患者さん
「先生、私もっときれいになりたい。」

 

橋本
「なんとなく怖い物言いですな。」

 

患者さん
「ほら、人って結局は顔で選ばれるじゃない?医学の力で私を綺麗にしてよ!」

 

橋本
「うん、これは何かあったな 笑 念のために聞いておくと、具体的にはどういう事?」

 

患者さん
「このシミだかソバカスだかを、どうにかしてほしい。」

 

橋本
「なるほど。そういえばテニスやってるって言ってなかった?」

 

患者さん
「うん。やってるよ。なんで?」

 

橋本
「シミとかソバカスってのは、分かってない事も多いんだけど、紫外線が関係しているのは分かっているんだわ。よし、今日はその話をしよう。心にシミる話をな!」

 

患者さん
「うわ、なんかストレスとかで、シミが増えそうな予感、、、(/ω\)」

 

 

という事で、今回は、しみ、そばかすについて、コラムを書いていきたいと思います。

 

出来る限り専門用語を使わないように、簡単に説明していますので、楽しく読んでみてくださいね(*´▽`*)




☆シミ・そばかすって何?

 

シミ・そばかすの正体

シミ・そばかすの正体とは!

 

それはズバリ『メラニン色素』です。

 

皮膚の深い部分にいる『メラノサイト』と呼ばれる細胞によって周囲の細胞に送り込まれます。

 

なぜそのような事をするのでしょう。

 

メラニン色素の役割

メラニン色素は大変重要な役割を持っています。

 

それは、太陽の紫外線から体を守る役目です。

 

もし、メラニン色素がなかったら細胞のDNAは破壊されます。

 

その結果、細胞の癌化リスクを大幅に上昇させます。

 

非常に重要なメラニン色素ですが読んで頂いている方の中には、敵のように感じていらっしゃる方も多いかと思います(;´∀`)




☆シミ・そばかすの違い

 

シミとは

シミは環境的な因子によって生じた後天的なものです。

 

ホルモンバランスによる『肝斑』

加齢による『老人性色素斑』

ニキビなどによる『炎症後色素沈着』

 

などが一般的にシミと呼ばれます。

 

そばかすとは

そばかすは遺伝的な要因によって生じます。

 

正式には『雀卵斑』という名前です。

 

シミとは逆に加齢と共に薄くなる事もあり、シミとは全くの別物なんですね。




 ☆シミ・そばかすの原因

 

メラニンがシミになるまで

通常、メラニン色素は肌のターンオーバーにより垢として体外へ排出されます。

 

しかし、紫外線への過剰反応やホルモンバランスの乱れにより生じた大量のメラニン色素は、体外へ排出する事ができません。

 

そして残ったメラニン色素はシミとなります。

 

肝斑

女性ホルモンの影響で生じると言われているシミです。

 

30~40代の女性に多く見られ、閉経により消えることがそう言われる所以です。

 

妊娠やピルの服用時に現れやすくなります。

 

シミとしては額や鼻の下に濃淡の均一なものとして現れます。

 

老人性色素斑

先ほど加齢が原因で生じるシミと紹介した『老人性色素斑』ですが、正確には長期間の紫外線ダメージの蓄積が原因になります。

 

このシミは紫外線を浴びる事ですぐに生じる事はありません。

 

しかし、一度できたらそれを改善するのは難しく、日々の紫外線対策が重要になります。

 

脂漏性角化症

シミの角質化が進み盛り上がったものです。

 

イボ状であり冷凍療法やレーザー治療といった外科的な治療が必要です。

 

また脂漏性角化症だと思っていたものが実は皮膚ガンである事もあり、注意が必要です。




シミ・そばかすの予防

 

紫外線対策

日々の生活の中で紫外線を全く受けない事はほぼ不可能です。

 

しかし、対策をしっかりする事で予防はできます。

 

帽子、日傘、日焼け止めクリームなど基本的な事かもしれませんが重要な事なのです。

 

生活習慣の改善

肌のターンオーバーを円滑にする事は、シミを作らないために非常に重要です。

 

十分な睡眠を取り、野菜を食べ、ビタミンを摂取しましょう。

 

シミを見つけたら

どんなに対策を行っても、完全にシミを作らない事はできないでしょう。

 

もし、シミを見つけたらすぐに対策をする事はオススメしません。

 

何故なら素人がシミを判別するのは難しく、また自己流の対策は事態を悪化させる可能性が高いからです。

 

シミができたらまずは専門医に相談することをオススメします。

 

肝斑の対策

女性ホルモンはストレスによりバランスを崩すことから、ストレスを溜めない事が重要です。

 

また十分な睡眠と休養とる事も重要になります。

 

また紫外線対策は肝斑にも有効です。

 

予防、悪化を防ぐ観点からも紫外線対策をオススメします。

 

炎症後色素沈着の対策

ニキビ跡など炎症が原因で作られたシミを言います。

 

状態によっては1年ほどで薄くなっていくものもありますが、残ってしまう事もあります。

 

肌の炎症を適切に処置し、色素の沈着が起こらないようにする事でシミにならないようにしましょう。