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《医師直筆》心臓と肺の関係は?分かりやすい循環の仕組み!

からだプラン編集部

こんにちは。からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は内科医として働いています。

 

普段は内科医として働いています。

 

先日、内科外来でこんなやり取りがあったので、ご紹介したいと思います。

 

 

患者さん
「ねえ先生、心臓と肺って一緒?」

 

橋本
「え、全然違う臓器だよ。どうしてそう思ったの?」

 

患者さん
「いやあ、どっちも胸にあるっていうから、実は同じ臓器だったりしてと思って。」

 

橋本
「ふむ。まあ、心臓は肺に挟まれていて、やり取りはしているね。」

 

患者さん
「やり取りって何?」

 

橋本
「心臓が肺に血液を送って、肺は心臓に血液を送って、、、」

 

患者さん
「え~~もうわけわかんない。」

 

橋本
「なるほど、心肺が心配ってことだね。ふむふむ(´∀`)」

 

患者さん
「もう何言ってるか分からんわっ( `ー´)ノ」

 

 

という事で、心臓と肺がどんなやり取りをしているか、勉強してみましょう!




☆循環器系

循環器系とは

心肺機能という言葉があるように心臓と肺には密接な関係があります。

 

心臓と肺は機能的に血液を用いて栄養や酸素を運び、老廃物を受け取る循環器系の一つとして分類されています。

 

循環器系には血液だけでなくリンパ液などの体液によって循環を行う器官も含まれます。

 

構成

大きく分けて血液を循環させる『血液系』とリンパ液を用いて循環を行う『リンパ系』に分かれます。

 

前述でもご紹介させていただきましたが心臓と肺は血液系の循環器です。




☆循環器系と心臓

心臓とは

心臓とは全身の血液の循環を行う為のポンプの役目をしています。

 

一定のリズムで収縮する心筋によって構成されている事が大きな特徴です。

 

構造こそ全く一緒ではありませんが人間だけでなく、魚類や軟体動物など様々な動物が心臓を持っています。

 

体循環

循環器としての心臓の役割は血液を循環させる事です。

 

全身に栄養・酸素を運び、老廃物・二酸化炭素を受け取る役割です。

 

この循環を体循環と呼びます。

 

循環時間は約1分ほどです。




☆循環器系と肺

肺といえば呼吸をイメージする方も多いと思います。

 

肺は血液中の二酸化炭素を排出させ、酸素を取り込む機能を持っています。

 

そして、呼吸はその為の空気の取り込みと排出を担っています。

 

また、水中で呼吸をするために魚類などはエラを持っています。

 

肺循環

肺循環とは小循環ともよばれ、肺で行われます。

 

血液中の二酸化炭素を排出させ、代わりに酸素を取り入れる循環の事を言います。

 

4秒ほどで循環は行われます。

 

二酸化炭素を多くふむ血液は黒ずんだ赤色をしており、酸素を多く含んだ血液は鮮やかな赤色をしています。




☆心臓と肺の関係

心臓と肺

心臓は全身の血液の循環の役割、肺は血液中の二酸化炭素と酸素の循環の役割を持っています。

 

そして、心臓と肺が連携する事で心臓が肺に二酸化炭素を多く含む血液を送り込み、そこで循環された酸素を多く含む血液を送り出します。

 

つまり、心臓と肺は別々の臓器ではありますが機能としては二つで一つの役割を担っています。

 

 

☆生活習慣と心臓と肺

生活習慣

心臓と肺は活動状態に関わらず常に働いている臓器です。

 

それ故に休む事がありません。

 

生活習慣と心臓

生活習慣病の中でも心臓に関わる疾患は重度になる事が多いです。

 

そして、その疾患は血管に由来する物が多く、高血圧や高血糖などが原因になりえます。

 

生活習慣と肺

肺についての悪い生活習慣と言えば『タバコ』が挙げられます。

 

タバコは肺ガンを引き起こすだけでなく、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの様々な生活習慣病のリスクを高めます。

 

肺だけでなく健康な体の為、タバコを吸っている方は禁煙をオススメします。




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