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《医師直筆》眠れなくて辛い!睡眠障害や不眠症の原因って?

からだプラン編集部

こんにちは!

 

からだプラン代表医師の橋本です。

 

内科医として働いています。

 

今回は、睡眠障害にスポットを当ててみたいと思います。




☆睡眠障害とは

睡眠障害とは文字通り睡眠に何らかの障害が生じている状態のことです。

 

多くの方は不眠症をイメージされると思いますが、それだけでなく、寝すぎてしまう過眠症など様々な睡眠障害が存在します。

 

このコラムではいくつかの睡眠障害についてお話しようと思います。




☆不眠症

不眠症とは夜うまく寝る事ができない、睡眠が浅くすぐ目が覚めてしまう事で、注意散漫や疲れなどを日中に感じる状態です。

 

日本人の5人に1人が不眠症であると言われています。

 

症状

主な症状として、

 

  • うまく眠りにつけない『入眠困難』
  • 眠りが浅く、寝た感じがない『熟眠障害』
  • 何度も目が覚めてしまう『中途覚醒』
  • 早く目が覚めてしまいその後、寝る事ができない『早朝覚醒』

 

などが挙げられます。

 

原因

不眠症の原因は様々であり、ケガによる痛みのような身体的なものからストレスなどのの精神的なものまであります。

 

はたまた、暑さや騒音などの環境的なものや、カフェインや薬などの生活習慣などが考えられます。




☆過眠症

過眠症とは夜に十分な睡眠をとっているにも関わらず、日中強い眠気を感じ起きている事ができない状態です。

 

多くの場合日常生活に支障をきたしています。

 

症状

過眠症で最も代表的な疾患は『ナルコレプシー』と呼ばれる疾患です。

 

日中に強い眠気を感じ30分ほどの居眠りを繰り返します。

 

また、笑ったり怒ったりと感情の高ぶりによって突然全身の力が抜けてしまうこともあります。

 

原因

ナルコレプシーのような過眠症の原因は、脳内の覚醒維持機能が正常に働いていない事が原因だと言われています。

 

また、脳内の覚醒維持機能が正常に働かない原因は、まだはっきりしていません。




☆概日リズム睡眠障害

概日リズム睡眠障害とは体内時計のリズムが実際の昼夜と合わない事で、睡眠時間がずれることにより社会的な活動が困難な状態です。

 

体内時計のリズムをリセットすることで対処できる場合が多いです。

 

症状

症状としては体内時計のリズムのズレによって様々ですが、大きく分けると習慣的に夜以外に眠くなるタイプと、毎日眠くなるタイミングが異なるタイプが見られます。

 

倦怠感や注意散漫な状態になる事が多いです。

 

原因

日々の生活習慣が原因となっている事がほとんどで、夜勤や夜更かしが習慣化した昼夜逆転生活などが挙げられます。

 

多くの場合、朝日を浴び体内時計のリズムをリセットする事で対処できます。




☆睡眠呼吸障害

睡眠中に異常な呼吸が生じることによって障害が出ている状態です。

 

代表的な睡眠呼吸障害としては、睡眠時無呼吸症候群が挙げられます。

 

日本において睡眠呼吸障害は、100人に1人以上の割合で存在していると言われています。

 

症状

代表的な睡眠時無呼吸症候群の症状としては、日中の倦怠感や頭痛などが挙げられます。

 

また、睡眠時に大きなイビキや窒息感が見られますが、本人は自覚できていない事がほとんどです。

 

原因

睡眠時無呼吸症候群の直接的な原因は、空気の通り道がふさがれる事です。

 

空気の通り道を塞ぐ原因としては、肥満や脂肪が多く短い首、小さいアゴなどが挙げられます。




 ☆治療

睡眠障害は自分の生活習慣を見直す事で改善できる場合も多くあります。

 

医師に相談すると睡眠補助剤などを用いた治療などを行う事もありますが、私は強くは勧めません

 

また、睡眠障害はうつ病などの精神疾患とも関係が深いため、睡眠障害が疑われる場合、医師に相談することをオススメします。




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