病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

夏バテによる下痢?それともウイルス感染や食中毒が原因?

夏場には、下痢の症状を訴える人が多くなります。冷たい清涼飲料水やジュースなどをたくさん摂ったり、夏バテや寝冷えしたりすることによって腹痛や下痢を起こしやすくなります。

 

また、夏場は細菌やウイルス性の下痢など、夏バテ以外の原因で下痢になることもあるので注意が必要です。

 

■夏バテによる下痢の原因とは?

 

熱い夏はエアコンが手放せませんが、このエアコンが夏バテによる下痢の原因になることがあります。

 

エアコンを使うと外気との激しい温度差によって自律神経のバランスが崩れてしまいます。体温調節や発汗のコントロールができなり、「冷え」によって、肩こりや頭痛、食欲不振や下痢などが起こります。

 

エアコンは、外気-3~4℃を目安に温度設定をすると良いでしょう。

 

■夏バテじゃないかも!?細菌性の下痢やウイルス感染症にも気を付けて!

 

夏には、カンピロバクターや病原性大腸菌o-157、サルモネラ菌などの細菌による急性胃腸炎や食中毒が多いです。調理不十分な食品や、傷んでしまった食べ物を摂取したことにより、嘔吐や腹痛、下痢の症状が出ます。

 

これらは通常2~3日で自然治癒します。脱水症予防のための水分摂取や、下痢止めを飲まない、症状改善まで食事を控える、便や嘔吐物による感染を防ぐことが必要です。

 

冷たいものを摂りすぎた、夏バテによる下痢かな?と思っても、嘔吐や腹痛などの症状が見られたり、ユッケなど、生食に近いものを食べた後に起こったものであったら、細菌性の下痢を疑いましょう。

 

また、夏風邪と呼ばれるものに、プール熱やヘンパルギーナ、手足口病などウイルス感染による疾患があります。

 

これらはウイルスによる感染症で、高熱やのどの痛み、目の充血、食欲不振などの症状が出ます。子どもがかかりやすい病気で、時に下痢の症状も見られます。

 

夏バテによって体調を崩してしまうと、抵抗力の弱い子供は、このような病気に感染しやすくなります。しっかりと体調管理を行うことが必要でしょう。

 

特に乳幼児は、下痢を起こしたのが夏バテによるものなのか、他の症状が出ていないかを確かめましょう。水分補給もこまめに行ってくださいね。

 

■下痢による脱水症状に注意

 

夏バテによる下痢でも、細菌性やウイルス感染による下痢であっても、下痢を発症してしまったら、水分補給を忘れないようにしましょう。

 

下痢を発症すると脱水になりやすいからです。経口補水液やスポーツドリンクを摂取するといいでしょう。

 

■まとめ

 

下痢は、夏バテ以外でも起こることが分かりました。夏バテの下痢でも、その他の要因であっても、下痢の症状は不快ですよね。体力も衰えてしまい、さらに夏バテしやすくなってしまいます。

 

入浴は、シャワーで済ませず、湯船につかり体を温める、温かいものやバランスのより食事を摂取する、軽く運動することなどによって、夏バテ予防、体調管理をしていくようにしましょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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