病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

夏に起こる体の不調、大人の夏バテの原因とその対策とは?

暑くなると悩まされる方が多い夏バテ。

 

「何となくだるい」、「疲れが取れない」、「食欲がわかない」などの症状が出ることが多いですが、大人になると夏バテで会社を休むことは難しいですから、今年の夏は、夏バテによる体調不良に悩まされないようにしたいものです。

 

そこで今回は、大人の夏バテの原因や対策方法をご紹介します。

 

■大人の夏バテ…その原因は?

 

体力のある大人は、夏バテの症状が出にくいイメージがあるかもしれません。

 

しかし、子供の夏休みや実家への帰省など、生活サイクルが変化するイベントが多く、夏バテになる大人も少なくありません。

 

「夏バテ」は正式な病名ではなく、だるい、疲れが取れない、食欲不振といった症状の総称で、気温や湿度の上昇により、これらの症状が出る人が増えます。

 

そして、大人の夏バテの原因は主に3つあります。

 

〇気温差による自律神経の乱れ

冷房の効いた涼しい屋内と暑い屋外の温度差に、体の体温調整機能がうまく対応できず自律神経が乱れることにより、夏バテの症状が出ます。

 

〇ミネラル不足

気温が上がると汗をかきますが、汗は水分だけではなく体内のビタミンやミネラルも一緒に排出されてしまいます。その結果、体調を整える働きをする栄養素が不足しバランスが崩れ、だるさを感じるようになります。

 

〇胃腸の働きが悪くなる

暑くなり冷たい飲み物を飲む機会が増えると、胃腸が冷やされ、内臓の働きが悪くなります。そのため、そうめんなどの消化の良いものばかりを食べがちになり、栄養が不足してだるさを感じるようになります。

 

■大人が夏バテをしないようにするにはどうしたらいい?

 

大人の夏バテを防ぐためには、規則正しい生活と必要な栄養素が摂取できる食事を心掛けることが大切です。

 

まずは早寝早起きで生活リズムを整えること、そして、質の良い睡眠を十分にとって体力を維持するようにしましょう。

 

また、適度に運動をしたり、半身浴をして汗をかくこともおすすめです。ただし、水分やミネラルの補給を忘れないようにしてくださいね。

 

〇大人の夏バテ対策におすすめな食材

夏は、汗をかくことによってビタミンとミネラルが流れ出て、栄養素が不足しやすくなると前述しました。

 

その対策として、これらの栄養素を多く含むトマトやピーマンなどの緑黄色野菜を食べることをお勧めします。

 

ビタミンの中でも、特にビタミンB1が不足すると疲労感を感じやすくなったり、胃腸の動きが悪くなり、大人の夏バテを悪化させてしまう原因となります。

 

うなぎや豚肉など、ビタミンB1を多く含む食品も食べるようにすると良いでしょう。

 

水分補給も必要ですが、その際、冷蔵庫で冷やした飲料を飲むのではなく、胃腸の動きを正常に保つため、常温や温かい飲み物を飲むようにしましょう。

 

■まとめ

 

気温が上昇すると少しずつ症状が出始める夏バテですが、病気ではないため即効性のある薬を飲んで改善させることは出来ません。

 

ですが、規則正しい生活を送り、栄養バランスを意識した食事をとるなど、日々の生活を意識することにより夏バテ対策が可能です。

 

働き盛りの大人だからこそ、夏バテで生活に支障が出ないように自己管理をしっかりと行うことが必要です。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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