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《医師直筆》夏風邪は二次感染や重症化も怖い!医師が解説!

夏風邪は冬の風邪に比べて、症状が軽いものと思っている人は少なくありません。

 

しかし、夏風邪は冬の風邪より長引きやすいという特徴があり、子どもが感染した夏風邪に大人もかかると重症化しやすいため注意が必要です。

 

このように夏風邪は二次感染も怖いですし、重症化も怖い疾患といえます。

 

そこで今回は、二次感染しやすく重症化が怖い「プール熱」、「手足口病」、「ヘルパンギーナ」といった3つの夏風邪の症状について解説します。

 

■二次感染が怖い夏風邪「プール熱」

 

プール熱は「咽頭結膜熱」とも言います。プールの不衛生な水から感染することが多く、子どもの夏風邪として有名です。

 

大人がこの夏風邪に感染する原因は、子どもの看病によるものが多いです。

 

症状は子どもなら38~39℃以上の高熱と喉の痛み、結膜炎が起こります。大人の場合は、通常なら子どもより症状はひどくなりません。

 

しかし、免疫が低下している時には重症化することがあります。大人のプール熱で怖いのは、肺炎と胃腸炎を引き起こす可能性がある点です。

 

また、プール熱は非常に感染力が高い夏風邪ですから、子どもでも大人でも、感染した場合は学校や会社は休むことになります。

 

■大人でも感染する夏風邪「手足口病」

 

大人が感染したら怖い夏風邪に手足口病があります。

 

手足口病は子どもに多い病気ですが、大人でもかかることがあり、38℃以上の高熱が出て体に水泡ができます。

 

また、大人の場合は、体に水泡が出来ると強い痛みを感じます。

 

感染経路は接触と飛沫。さらに、子供のおむつ交換でも感染することがあります。

 

手足口病になったらとにかく休むことが大切です。安静にしてこまめに水分を補給していれば、数日で回復します。決して無理はしないようにしましょう。

 

■重症化が怖い夏風邪「ヘルパンギーナ」

 

重症化が怖い夏風邪の1つに、ヘルパンギーナというものがあります。

 

ヘルパンギーナはどのような夏風邪かと言うと、手足口病によく似た症状が出る疾患で、夏に流行するウイルス性咽頭炎です。

 

高熱と口の中の水泡、喉の痛みが特徴で、38℃以上の高熱と倦怠感、関節の痛みといった症状も出ます。

 

ヘルパンギーナは子どもに多い夏風邪ですが、大人でも免疫力が弱まっていると感染し、大人の場合は子どもよりも重症化しやすいのが厄介な点です。

 

ヘルパンギーナは手足口病と同様に、接触や飛沫で感染します。日頃から手洗いうがいを心掛けましょう。

 

■まとめ

 

夏風邪は免疫力が弱っている時に引きやすいです。まして夏場は暑さで疲れやすいため、無理せず休める時はゆっくり休むよう心掛けましょう。

 

また、小さなお子さんのいる家庭では、夏風邪は子どもから二次感染する可能性があり、怖いです。

 

何が怖いのかというと、大人が夏風邪に感染すると子どもよりも重症化するケースがあるという点です。子供の面倒も見ないといけないのに、自分が感染してしまったのでは困りますよね。

 

日頃から手洗いやうがい、規則正しい生活、バランスの良い食事を意識して免疫力を高めておくようにしましょう。

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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